お年玉付年賀はがきが始まった物語と景品の変遷を見てみましょう(うんちく)

お年玉付き年賀はがきについている番号の当選番号を見ながら、一喜一憂をすることが正月明けの年中行事でしたが、最近は新聞の当選番号を見ることがなくなりましたね・・・。

 

ところで、最近も含め、お年玉付き年賀はがきの景品にはどんなものがあったのか調べてみました。

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お年玉付き年賀はがきの始まりの物語

お年玉付き年賀はがきが最初に発売されたのは1949年12月1日のこと。

実はこのお年玉付き年賀はがきが発売されるまでには、ある男の物語があったんです。

 

その男の名前は林正治。

林さんは大阪で洋品雑貨を営んでた方です。

 

その頃は、終戦直後であり通信手段が今のように発達していないことでした。

 

そこで、林さんは「終戦直後で通信手段が十分でなかったこの時代にせめて年賀状が復活すれば、差出人・受取人ともに消息が分かり合えるであろう」と考えついたのがきっかけだそうです。

 

そして、林さんはこの年賀状にお年玉くじを付ければ皆が買ってくれる、更に寄付金も付ければ社会福祉にも役立つ!というアイディアを思いつきました。

 

林さんが凄かったのは、その後の行動力です。

 

まず、大阪の郵便局で郵政大臣への紹介状を書いてもらい、上京して郵政大臣などと面会しています。

その際、景品の内容まで考え、説明をしています。

 

しかし、この突飛な提案は戦後の混乱期でもあったので「時期尚早」とあっさり却下されました。

 

それでも林さんは諦めず、粘り強く交渉を続けた結果、この年の暮れに採用され、最初のお年玉付き年賀はがきが発売されています。

 

林さんが40歳の時の出来事でした。

 

実は、この林正治さんですが、ある有名な方のお父さんでした。

 

日本自動車レース工業会の会長等を務めた、スポーツカーメーカーの童夢を1975年に立ち上げた林みのるさんのお父さんにあたります。

 

下の写真は幻の国産スポーツカーと言われている童夢-零式です。

【ノスタルジック2デイズ】幻の国産スーパーカー「童夢−零」!

(写真出典:http://jp.autoblog.com/2011/03/26/nostalgic2days-dome-zero/)

 

この林さんの例のように革新的な取り組みは親から子供に受け継がれていくんですね。

 
 

お年玉付き年賀はがきの景品はどう変わっていったのか?

それでは、お年玉年賀はがきの景品がどう変わっていったのか、ちょっと見てみましょう。

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第1回(1949年)の景品は林さんの意見も反映されていたと思います。

特等:ミシン
1等:純毛洋服地
2等:学童用グローブ
3等:学童用こうもり傘

だったようです。

 

1956(昭和31)年

電気洗濯機

 

1960(昭和35)年:フォームラバーマットレス

 

1965(昭和40)年以降:

ポータブルテレビや8ミリ撮影機・映写機セットなど

 

1984(昭和59)年

電子レンジ

 

1986(昭和61)年

ビデオテープレコーダー

 

最近の景品を見ると

2007年

1等(旅行、ノートPCなどから1点選択)
2等(地域の特産品小包)
3等(お年玉切手シート)

 

2008年

1等(海外旅行、MacBook+iPod、アクオスなどから1点選択)
2等(デジタルカメラ、空気清浄機、Wiiなどから1点選択)
3等(有名ブランド食材から1点)
4等(お年玉切手シート)
年賀オリジナル賞(オリジナルニンテンドーDSLite)

 

2009年

等級
1等(国内旅行、オフィスグッズセット、マッサージチェアなどから1点選択)
2等(体重計、電子辞書、Wiiなどから1点選択)
3等(有名ブランド食材から1点)
4等(お年玉切手シート)

 

2010年

等級
1等(液晶テレビ、国内旅行、パソコンセット、ビデオカメラ、オフィスグッズセット、から1点選択)
2等(家庭用ゲーム機、デジタルカメラ、ポータブルDVDプレーヤー、などから1点選択)
3等(有名ブランド食材から1点)
4等(お年玉切手シート)

 

2014年に1等が「現金」に変わりました。

今年も同様でした。

ものが溢れている時代ですから、景品より現金の方が魅力的になっているからでしょうね。

1等(現金1万円)
2等(ふるさと小包など)
3等(お年玉切手シート)

 

今後、このお年玉年賀はがきの景品はどうなっていくんでしょうね。

もしかしたら、全て現金になる・・・という可能性もあるかもしれません。

 

それでも、年賀はがきが売れ、そのお金がいろいろな形に変わっていけば、林さんの意向を汲み取った形で続くかもしませんが、もやはインターネットを使った情報伝達手段が発達しているため、年賀状の役割も薄れてきているのは確かです。

 

いずれにしても、林さんの気持ちを考えた対応をしてもらえるといいですね。

 

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