発達障害の大人を見分ける6つの症状とは?

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あの人、ちょっと変わっているよね・・・、 そんな人は、もしかしたら発達障害かもしれません。

忘れ物やミスが多い 、上司や同僚、お客さんとうまくコミュニケーションが取れない 、提出物の期限が守 れない、大事なものをなくしてしまう、仕事の段取りが悪い、空気が読めずに怒られる・・・

こういうことが頻繁におこり、子どものころからそうだったという人は発達障害の可能性が考えられます。

今回は大人でもこの発達障害がある方はどのような症状が見られるのか、またその付き合い方等についてまとめてみました。

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1.症状から発達障害の大人を見分ける6つのポイント

発達障害の大人ではいろいろな症状が見られますが、発達障害の一つであるADHDであるかどうかを判断するセルフチェックリストを紹介します。

    全く無い めったに無い   時々 頻繁  非常に頻繁
1 物事を行なうにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。          
計画性を要する作業を行なう際に、作業を順序だてるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。          
3 約束や、しなければならない用事を忘れたことが、どのくらいの頻度でありますか。          
 4 じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。          
長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。          
まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが、どのくらいの頻度でありますか。          

(出典:大人のためのADHD.co.jp

上のチェックリストで色のついている部分に4つ以上チェックが入った場合、ADHDの症状を持っている可能性があるそうです。

まずはこのチェックリストを使って、発達障害の可能性があるのかどうかを確認してみましょう。

 

 

2.発達障害の種類と症状

発達障害の代表的なものに以下の3つがあります。

  1. ADHD(注意欠如・多動症)
  2. 自閉症スペクトラム障害
  3. 限局性学習症

 

それぞれの特徴は以下のとおりです。

 

2−1 ADHDの場合

最近はかなり耳にするようになったADHDですが、正式名称はちょっと長いですよ。

Attention-Deficit/Hyperactivity Disorderの頭の文字をとってADHDと言います。

 

ADHDの主な症状は以下の3つ。

  1. 不注意 集中して話が聞けない、金銭の管理ができない、忘れっぽい など
  2. 多動性 よくしゃべる、体の一部を動かす など
  3. 衝動性 思いつきをすぐ言動に移す など

 

ADHDは全ての症状が現れる人もいれば、一部の症状が見られる人もいます。

それと、大人になると多動性が弱くなり、不注意が多くなる場合があるようです。

これだけ見ると、「おや、自分もその毛があるかも・・・・」と思う人もいるかもしれませんね。

 

特に仕事場でどのような症状が見られるのかと言えば・・・

<不注意の症状>

  • 会 議や仕事に集中できない
  • 仕事に必要なものをなくしてしまったり、忘れたりする
  • 仕事の締め切りに間に合わない
  • 仕事を最後まで終えることが難しい
  • 仕事でケアレスミスがよくみられる

このような感じで思い当たる方っていますよね。

 

<衝動性の症状>

  • 会議中に不用意な発言をしてしまう
  • 周りに相談せずに、独断で重要なことを決めてしまう

ワンマンな人って実は・・・

 

<多動性の症状>

  • 会議中あるいは仕事中に落ち着かず、そわそわしてしまう
  • 貧乏ゆすりや机を指先で叩くなどのくせがやめられない

貧乏ゆすりが止まらない人もいますよね・・。

 

2−2 自閉症スペクトラム障害の場合

空気が読めないとか他人の気持ちがわからないと言った、他人のことを理解しにくく、自分中心の言動をしてしまうといった特徴をもっているのがこの自閉症スペクトラムです。

 

社会性コミュニケーション想像力の3つの分野に特徴があり、聴覚や嗅覚が普通の人より過敏である場合もあります。

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<社会性の面>

  • 他人への関心が乏しい
  • 人の気持ちを理解するのが苦手
  • 人から関わられることを嫌がる
  • 人への関わり方が一方的
  • 表情が乏しい

といった特徴があります。

 

<コミュニケーションの面>

  • 冗談や比喩を言葉通りに受け取ってしまう
  • 自分の興味のあることを一方的に話し、会話が成り立ちにくい、
  • 人からの指示が理解できない
  • いわゆる空気を読むことが苦手

話し方がせりふ口調になったり、感情がはいらない話し方をする人もいます。

 

<想像力の面>

  • 目の前にないものを想像したり空想したりすることが苦手
  • 概念や抽象的な事柄の理解が困難

話に省略されているところがあると、それが理解できないところがあり、そのために一般常識や基本ルールがわからない人と思われがちです。

その他、聴覚や痛覚などの感覚が敏感だったり、逆に鈍感だったりする場合もあります。

また、計算力や記憶力などに非常に優れているような場合もあります。

 

2−3 限局性学習症の症状

限局性学習症とは、知能には大きな問題が無いのに、読む、書く、計算する等の学習能力のどれか1つ以上がうまくできない状態のことを言います。

この限局性学習症のそれぞれの面の特徴について整理すると以下のとおりです。

<読むことの症状>

  • 誤った発音をする
  • 文章の文字や単語を抜かして読む
  • 読んでいるものの意味を理解することが難しい

などの状態が見られます。

 

<書くことの症状>

  • 誤った文字を書く
  • 句読点を間違える
  • 単語の中に誤った文字が混じる
  • 文法的な誤りの多い文章を書く

などの状態です。

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<計算面での症状>

  • 数の感覚に乏しかったり、計算が正しくできない
  • 数学的な推理の正確さに困難がある

 

 

3.改めて発達障害とは?

発達障害は、脳の発達が通常と違っていることから起きる生まれつきの特性です。

そのため病気とは異なります

 

発達障害者支援法という法律があり、その中で発達障害についての定義が示されています。

この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの

(引用:発達障害者支援法  第二条 定義)

 

2で整理した3つとちょっと区分が違いますが、

  • 自閉症、アスペルガー症候群、そのほかの広汎性発達障害は自閉症スペクトラム障害
  • 学習障害は極限制学習障害
  • 注意欠陥多動性障害はADHD

に該当します。

 

参考までに厚生労働省の発達障害のページにリンクを貼っておきます。

 コチラ 発達障害

 

3.周囲はどのように付き合えばよい?

発達障害の方が近くにいる人は一体どのようにすればいいのでしょうか?

 

発達障害の方については、なかなか周囲の人からの理解されにくいのですが、そのように理解や協力が得られない場合、それが原因で心の病気になったりする場合もあります。

逆に効果的なサポートができれば、発達障害の方が力を発揮し、活躍することもできるようになります。

このように、発達障害のある方にとって周囲の助けは本当に大切になってきます。

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そのため、周囲の人は

  • まずは発達障害について理解すること
  • 良いところを伸ばして活躍する場を提供すること

という2点が重要になるようです。

 

また、一緒に仕事をするような場合であれば、

  • お願いする時は曖昧な表現を避け、具体的に伝えること
  • 集中力を阻害する環境を徐々に改善していくこと

等、発達障害の特徴に対応するためのサポートをしていくことができます。

 

まとめ

現在、人口の10%程度が発達障害とも言われているそうです。

それに、先日、東大生の多くはアスペルガーだという話題も出ました。

これからは発達障害の方ともっと接する機会が増えてくるはず。

そこで、自分の周囲にいる少し変わった人とか仕事があまりできない人とかのレッテルを張ってしまうことなく、発達障害のことについてよく理解し、その方たちの個性を理解しながら、活躍できるようサポートしてくことが増々重要な時代になってくるでしょう。

今回の情報を少しでも覚えておくことで、周りの人を理解する助けになるかもしれません。

 

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