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お年玉付き年賀はがきはいつから売られているの?その物語と景品の変遷

子どもの頃は、お年玉付き年賀はがきについている番号の当選番号を見ながら、一喜一憂をすることが正月明けの年中行事でした。

だから、年賀はがきって、お年玉の抽選番号が入っているものだと思っていましたが、年賀状にそんなお年玉の景品の抽選番号が入るようになったのは、一体いつごろなんでしょうか?

恐らく、最初からそんな仕組みになっていたわけではないですよね!!

さて、では、そんなお年玉付き年賀はがきって、一体いつから売られているんでしょうか?

 

それに、景品も時代にあったものにどんどん豪華になっていっていますが、

お年玉付き年賀はがきの景品にはどんなものがあったのかも気になりますよね。

 

そんな情報を今回はまとめてみました。

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1.お年玉付き年賀はがきが販売されたのはいつから?

お年玉付き年賀はがきが最初に発売されたのは1949年12月1日のこと。

ということで、そこそこの歴史があるということですね。

 

ただ、1949年って言っても、ピンと来る方は少ないと思いますから、

この年にあった主なことを挙げてみると・・

 

4月には、アメリカ合衆国を中心に北大西洋条約を調印し、NATOが発足しています。

8月には、穴の開いた五円硬貨が発行されました。

   ソ連が初の核実験に成功しています。

10月には、 中華人民共和国成立。

11月には、『サザエさん』の連載が朝日新聞夕刊で開始した年でもありました。

 

青い山脈の映画が上映された年でもあります。

 

ということで、結構昔だっていうことがわかりますよね!!

 

2.お年玉付き年賀はがきが販売されるまでの物語

実はこのお年玉付き年賀はがきが発売されるまでには、ある男の物語があったんです。

 

その男の名前は林正治。

林さんは大阪で洋品雑貨を営んでた方です。

 

その頃は、終戦直後であり通信手段が今のように発達していないことでした。

 

そこで、林さんは「終戦直後で通信手段が十分でなかったこの時代にせめて年賀状が復活すれば、差出人・受取人ともに消息が分かり合えるであろう」と考えついたのがきっかけだそうです。

 

そして、林さんはこの年賀状にお年玉くじを付ければ皆が買ってくれる、更に寄付金も付ければ社会福祉にも役立つ!というアイディアを思いつきました。

 

林さんが凄かったのは、その後の行動力です。

 

まず、大阪の郵便局で郵政大臣への紹介状を書いてもらい、上京して郵政大臣などと面会しています。

その際、景品の内容まで考え、説明をしています。

 

しかし、この突飛な提案は戦後の混乱期でもあったので「時期尚早」とあっさり却下されました。

 

それでも林さんは諦めず、粘り強く交渉を続けた結果、この年の暮れに採用され、最初のお年玉付き年賀はがきが発売されています。

 

林さんが40歳の時の出来事でした。

 

実は、この林正治さんですが、ある有名な方のお父さんでした。

 

日本自動車レース工業会の会長等を務めた、スポーツカーメーカーの童夢を1975年に立ち上げた林みのるさんのお父さんにあたります。

 

下の写真は幻の国産スポーツカーと言われている童夢-零式です。

【ノスタルジック2デイズ】幻の国産スーパーカー「童夢−零」!

(写真出典:http://jp.autoblog.com/2011/03/26/nostalgic2days-dome-zero/)

 

この林さんの例のように革新的な取り組みは親から子供に受け継がれていくんですね。

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3.お年玉付き年賀はがきの景品はどう変わっていったのか?

それでは、お年玉年賀はがきの景品がどう変わっていったのか、ちょっと見てみましょう。

 

第1回(1949年)の景品は林さんの意見も反映されていたと思います。

特等:ミシン
1等:純毛洋服地
2等:学童用グローブ
3等:学童用こうもり傘

だったようです。

 

1956(昭和31)年

電気洗濯機

 

1960(昭和35)年:フォームラバーマットレス

 

1965(昭和40)年以降:

ポータブルテレビや8ミリ撮影機・映写機セットなど

 

1984(昭和59)年

電子レンジ

 

1986(昭和61)年

ビデオテープレコーダー

 

最近の景品を見ると

2007年

1等(旅行、ノートPCなどから1点選択)
2等(地域の特産品小包)
3等(お年玉切手シート)

 

2008年

1等(海外旅行、MacBook+iPod、アクオスなどから1点選択)
2等(デジタルカメラ、空気清浄機、Wiiなどから1点選択)
3等(有名ブランド食材から1点)
4等(お年玉切手シート)
年賀オリジナル賞(オリジナルニンテンドーDSLite)

 

2009年

等級
1等(国内旅行、オフィスグッズセット、マッサージチェアなどから1点選択)
2等(体重計、電子辞書、Wiiなどから1点選択)
3等(有名ブランド食材から1点)
4等(お年玉切手シート)

 

2010年

等級
1等(液晶テレビ、国内旅行、パソコンセット、ビデオカメラ、オフィスグッズセット、から1点選択)
2等(家庭用ゲーム機、デジタルカメラ、ポータブルDVDプレーヤー、などから1点選択)
3等(有名ブランド食材から1点)
4等(お年玉切手シート)

 

2014年に1等が「現金」に変わりました。

今年も同様でした。

ものが溢れている時代ですから、景品より現金の方が魅力的になっているからでしょうね。

1等(現金1万円)
2等(ふるさと小包など)
3等(お年玉切手シート)

 

<2019年1月1日追加>

2019年のお年玉付き年賀状はがきの景品ですが・・

1等は、現金 30 万円または同額相当のプレミアム賞品

 

一部券種限定では、東京 2020 大会応援賞
・東京 2020 オリンピックへ、ペアでご招待!
・旅費(交通費、宿泊費)に充当いただける旅行券付き

となっています!

 

今後、このお年玉年賀はがきの景品はどうなっていくんでしょうね。

もしかしたら、全て現金になる・・・という可能性もあるかもしれません。

 

それでも、年賀はがきが売れ、そのお金がいろいろな形に変わっていけば、林さんの意向を汲み取った形で続くかもしませんが、もやはインターネットを使った情報伝達手段が発達しているため、年賀状の役割も薄れてきているのは確かです。

 

いずれにしても、林さんの気持ちを考えた対応をしてもらえるといいですね。

 

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