今を遡ること、かなり前の話。
結婚した時に職場の人からお祝いもらったような、もらっていなかったような・・・(?)
既に記憶の彼方の出来事になっていたんですけど、お返しってしたんだっけ??
今更ですけど、一体どうすべきだったのか、ちょっと気になり、職場の人からの結婚祝いにどのようにお返しをすればよかったのか、相場はどうなのか?改めて調べてみました。
1.職場からもらった結婚祝いのお返しの相場は?
気になる職場の人からもらった結婚祝いのお返しの相場ですが、一体どのぐらいなんでしょうか?
答えは、相場として◯円ということではなく、
結婚祝いやご祝儀の金額の半分から3分の1程度
となります。
これは通常のお返しと同じです。
職場からのお祝いだから、お返しは普通よりもっと高くないとまずい、あるいは安くても良い、というわけではないんですね。
ところで、相場は分かったけど、実際にお返しを渡すことを考えた時、こんな事って気になりませんか?
2.職場の人に結婚祝いのお返しをどう渡す?
相場はいただいた金額の半分から3分の1ということはわかりました。
しかし、実際にお返しをしようとした時に出てくるこんな疑問に答えてみました!
2−1 職場の人へのお返しをする時期は?
職場の人は結婚式が終わって、新婚旅行から帰ってきたら、まっさきに会う人ですよね。
毎日、顔をあわせる皆さんですけど、一体、いつお返しを渡せばよいのでしょうか?
お返しをする時期の基本は結婚式から1ヶ月以内です。
ただ、結婚式後にすぐに顔をあわせる皆さんですから、優先度を高くしておく必要があります!
式から1ヶ月待ってから渡すというより、準備ができているなら、なるべく早めに渡すのがよいでしょう。
その方が自分の精神衛生的にもいいですからね。
ただし、早ければ良いというわけではなく、1週間後から1ヶ月の間というのが一般的です。
何事も加減が大事なんですね。
2−2 職場の人へはどうやって渡す?
1ヶ月以内を目処にしつつ、職場の人にはなるべく早くお返しをした方が良いとしても、一体どのように渡したらよいのでしょうか?
職場の人はいつも会うことができるので、できるだけ手渡しでお返しするのが基本です。
郵送してもらう方が嬉しいという人もいるようですが、手渡しすることを基本としましょう。
ただ、このような場合は送る方が良さそうです。
ゆっくり渡す時間が取れそうにない場合
職場の雰囲気もあると思いますけど、忙しい中でお礼をお伝えしつつお返しをするという時間をとってもらうのが難しそうな場合は手渡しすることを避けましょう。
お返しが大きいものの場合
仮にお返しするものの大きさによもよりますが、受け取った人が持って帰る必要があることをきちんと考えておきましょう。
持って帰るのが面倒っていうものの場合は最初から送ることを考えておいた方がよいでしょう。
2−3 上司にはどうやって渡す?
上司に渡す場合も基本的には同じです。
最初から送るべきという方もいらっしゃるようですが、基本は手渡しでしょう。
ただ、大きいものを渡したり、上司が忙しい方でなかなか時間がとってもらえないような人の場合は送るようにする方がよいでしょう。
その際、注意する点は届く日時や時間帯等はあらかじめ伝えておくこと。
突然お返しが送られてきたことに、マナー違反だ!って思う方もいるようです。
また、目上の方へのお返しの場合は3分の1程度におさめるようにします。
なぜかと言うと、お祝いやお返しについては、「下の者には厚く、上の者には控えめに」という基本があるからです。
目上の人には2分の1というより、もう少し下げるのがマナーなんです。
こういうことも知っているかどうかの違いになりますが、やっぱり気遣いが必要ですね。
2−4 連名の場合はどうやって渡す?
職場の場合はよく連名でお祝いをいただく場合があります。
そういう場合はどうしたらいいでしょうか?
連名やグループでお祝いをいただいた場合のお返しの仕方には結構悩む方が多いようです。
連名でお祝いをいただいた場合は、一人あたりの金額によってお返しのしかたが変わってきます。
いただいたお祝いの金額の総額から、一人あたりの金額が1,000円より少ない場合、お返しは500円以下ということになりますよね。
その場合はお祝いをしていただいた人数にわたるように数に気をつけておいた上で、詰め合わせのお菓子等を代表者の方に渡しておくという手があります。
場合によってはちょっと聞きにくいかもしれませんが、取りまとめをしていただいた方へ多めにお祝いをしていただいた人がいないかどうか、念の為に確認してみるのが良さそうです。
もし、多めにお祝いをしていただいた方がいる場合は、次の方法を取りましょう。
連名で受けたお祝いが、実は人によって出していただいた金額にかなり違いがある場合は・・
例えば1,000円より多い金額、つまり2,000円、3,000円、5,000円、1万円〜っていう金額の人がいるなら、個別にお返しをするようにしましょう。
このように見ると、お返しをするにもいろいろと気を使う必要があるということですね。
2−5 のしの名前の書き方
のしに書く名前の書き方はこちらで記事にしました。
コチラ 結婚祝いのお返しののしの名前などから考えた崇高な解釈
3.職場向けの人気のお返しベスト3
最後にお返しで人気のものを紹介しておきます。
第1位 カタログギフト
今や定番とも言えるカタログギフト。
今までもらったこともあると思いますけど、いただいたカタログの中から自分で選ぶのも楽しみの一つ。
値段もたくさんあるので、お返しをする方も選択肢が増えていいですよね。
こちらはスイーツ、グルメ、テーブルウェア、雑貨等が掲載されているブライダル系の総合カタログです。
その他にもグルメ専用等のカタログギフト等もあります。
贈る相手のことを考えて、いろいろ選んでみるのも楽しいでしょう。
第2位 お菓子詰め合わせ
お菓子は職場でも人気のようです。
洋菓子・和菓子の両方で行けますが、若い人向けなら洋菓子でしょう。
これは比較的金額が安く、人気のお菓子になります。
第3位 調味料ギフト
調味料ギフトも人気です。
値段も手頃なものからあるので、3,000円ぐらいからのお祝いのお返しとしての選択肢に入ります。
お返しする相手が既婚者の場合は喜ばれます。
まとめ
今回は結婚祝いのお返しを職場の方にする場合のあれこれをまとめてみました。
今回紹介したことは以下のようにまとめられます。
- お返しの金額はいただいたお祝いの半分から3分の1とする
- 目上の人へのお返しは3分の1に
- お返しをする時期は結婚式から1週間から1ヶ月まで
- お返しは手渡しが基本
- 職場で渡しにくい場合や大きなものをお返しする場合は送ることを考える
- 連名の場合、お祝いの金額が多い人は個別に、少ない場合は詰め合わせのお菓子等で
結婚式の前は、いろいろと調整したり、手配をすることが本当に多いですよね。
お祝いのお返しを選ぶのも、面倒だ!って思い始めると、ストレスの原因の一つにしかならなくなります。
そこで、基本的なルールだけには気をつけて、後は楽しみながら準備ができるといいですよね。
お幸せに!