夫婦喧嘩の後って、バツが悪くて面と向かって謝れない、うまく謝れるかどうか心配・・・。
そんな時には、手紙を書いて思いを伝えたいと思うことってありますよね。
しかし、その手紙には一体どんなことを書いたらいいのでしょう?
それに、一生懸命書いた手紙で逆に相手の気持ちを損ねることが無いようにもしたいですよね。
そこで、過去の自分の苦い経験も参考にしながら、夫婦喧嘩の後に仲直りするための手紙について、いろいろと調べてみた情報を自分なりにまとめてみました。
1.仲直りのための手紙の書き方
1−1 手紙を書く前に勝負が決まっている
夫婦喧嘩をした後に仲直りをするための手紙については、「このように書けばいい」というノウハウやサンプルがかなり紹介されています。
しかし、そのようなサンプルに従って書いた手紙で仲直りが出来る場合もあれば、相手の気持ちを変えることができない場合もあります。
過去の自分の経験も踏まえ、今回いろいろ調べてみる中で強く感じたことがあります。
それは、大切なのは文例にあるようなポイントを押さえて手紙を書くことではなく、手紙を書く時に自分がどのような心境にあるのかが大切だということです。
手紙を書こうとしている場合は、仲直りをしたいという気持ちになっており、ほとんどの場合、自分から「折れる」心境になっているはずです。
ただし、面と向かって自分のその気持ちを伝えにくいと思っているかもしれません。
しかし、手紙を書く前に
- 自分が悪かった部分を素直に認めているか
- 相手を理解しようとしているか
- 相手を大切に思っているか
- 自分が悪かったことの言い訳をしたいことが先行していないか
- 口先だけの手紙ではなく、本当に謝ろうとしているか
という心境になっているかどうかを確認してみましょう。
いろいろと言い訳を相手に伝えたいという気持ちがあるかもしれません。
しかし、まずは率直に謝ることが最も大切です。
これは面と向かって謝る時も一緒!
⇒ (参考)夫婦喧嘩の後!仲直りのための唯一の解決法があります
そして、あなたの心と愛を込め、相手を大切に思っていることを書いてみましょう。
そのような心境で文面を綴ることで、それを読んでくれた相手の心が開かれ、和んできます。
1−2 気持ちを変えるために
喧嘩の後で気持ちがどうしても落ち着かない場合はどうしたらいいでしょうか?
例えば、付き合っていた頃や楽しい思い出の昔の写真を見るのがひとつの手。
たまたま部屋の奥から出てきた昔の写真を見ていると、
- そう言えばあの頃楽しかったな・・
- あの人ってこういう感じだったんだ・・・
等、いろいろと楽しいことを思い出したりしますよね。
気持ちを落ち着けるためにも、楽しい気持ちや相手への愛情を思い起こさせるようにしてみましょう。
このように、素直な心境になっている状態で、相手を思いやりながら手紙を書くことで、ほとんどの場合は仲直りができるはずです。
しかし、そうであっても、手紙を書く時に最低限やってはいけないことをいくつかメモしておきます。
2.夫婦でもやっちゃいけない手紙
2−1 自己中心的になっている
謝る時はこちらの事情をあまり出さずに純粋に謝ることが大切。
今の自分はこんな気持を感じている、自分のことをわかって欲しい、なんてことばかり主張していると、謝罪にはなりません。
自分を認められたいと思う心を少し押さえておきましょう。
2−2 誠意を込めたつもりになっている
誠意をこめて謝るための文面を綴ったつもりでも、それが「誠意を込めた」という自分の思い込みに過ぎない場合もあります。
例えば、
「心を入れ替えるので(もう××はしないので)、やり直して欲しい」
と書いたとします。
でも実は自分中心になっていることに気が付きませんか?
「私はこうするので、あなたも◯◯してね!」というよう書くと、実は誠意を見せているつもりが、私の条件に従うように要求している場合があるので、気をつけましょう。
2−3 つい長い手紙を書いてしまう
一生懸命に自分の気持ちを伝えようとして、なが〜い手紙を書くのはちょっと避けましょう。
思いが強くなっているため、それをそのままいろいろ書いてしまうと、つい相手を批判してしまう文を書いてしまったり、要求文を書いてしまうことにもつながりかねません。
そこで、手紙を書く場合は、なるべく簡単なメッセージにとどめておくようにしましょう。
長い文はそれだけで相手にプレッシャーになる場合があります。
「昨晩はごめんね
いつも私のことを助けてくれてありがとう」
など、短いメッセージだけでも、相手の気持ちが変わるものです。
3.手紙のプロのアドバイスとは
謝罪の手紙のプロや専門家の情報をもとに、仲直りのための手紙を書くための参考になるアドバイスを幾つか紹介しておきます。
3−1 伝わる場合もあれば伝わらない場合もある
こう書いてしまうともともこも無い感じがしますよね・・。
ただ、謝罪の手紙を書いて、相手に誠意を伝えても、相手の心が動く場合も有れば、動かない場合もあるという意見があります。
これは相手の性格や喧嘩の原因、喧嘩の程度等の要因に影響します。
本当に状況が深刻な場合は、手紙を書いたからといって、読んでもらえないかもしれません。
仮に読んでもらったとしても、それを受け入れてもらえないかもしれません。
相手が気むずかしい性格だったり、喧嘩の原因になった状況がかなり深刻な場合、仲直りするには複数の方法を取ることが必要になるかもしれません。
3−2 なぜそうなってしまったのか事情を詳しく説明する
一般的に謝罪の手紙を書く場合は、「なぜそうなってしまったのか」という原因や経過を説明することが鉄則です。
さらに、二度と同じミスをしないよう、これからどのようにしていくのか、という説明を加えます。
この2つが謝罪文の一般的な流れですが、夫婦喧嘩の後の手紙でも、時に事情を詳しく説明することで相手の理解を得られることもあります。
ただし、この場合は言い訳がましくならないように気をつけましょう。
3−3 できるだけ早めに
「謝罪の手紙はできるだけ早めに出すことが大切」とされています。
そこで、夫婦喧嘩の後の手紙もなるべく早く出す方がいいでしょう。
ただ、しっかり手紙を書こうとすると、翌朝に渡せないかもしれません。
しかし、短いメッセージなら、さっと書けますよね。
いずれにしても、あまり時間が立つことが無いよう、なるべく早く手紙を渡すことが必要です。
まとめ
過去の自分の経験では、頭を冷やす前に手紙を書いてしまい、それを読んだ相手が怒ってきた場合がありました。
そんなことが無いよう、
- 自分中心ではない心境になる
- まず謝る
- 相手を大切に思っていることを書く
の3つに気をつけておくことが大切です。
書き方で気をつけることもいくつか紹介しておきましたが、大切なのは手紙を書く時の自分の気持ちだと思います。
それと、大きな喧嘩にならないように、日頃から相手に対する思いやりを示すことや愛情を伝えること、コミュニケーションを十分取ることが必要だと感じています。
そういうベースが全く無ければ、手紙を書くだけでは夫婦喧嘩を解決することはできないかもしれません・・。
万が一、夫婦喧嘩の後、気持ちがむしゃくしゃしてどうにもならない場合は、こんな秘密兵器でストレスを発散させるのも手です(笑
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