電子ドラムのスティックで防音に配慮したものを試してみた

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今、電子ドラムを買って、自宅でバシバシ叩いています。

基本的にはヘッドフォンをして音を聞いているので、自分は直接ドラムのパッドを叩く音は聞こえません。

しかし、ヘッドフォンをはずしてバッドを叩く音を聞くと、結構音がするんですね。

家族にも「結構音がする!」と言われるので、防音対策を何とかしなきゃって思って、いろいろ調べてみました。

その中で、あるスティックを購入してみました。

今回は、電子ドラムの防音対策が気になる中、購入したそのスティックについて紹介してみたいと思います。

 

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1.ドラムのスティックにロッドという種類がある

ドラムスティックというと、思い浮かべるのは以下の写真のようなスティックですよね。

 

材質にはいろいろな種類がありますが、ほとんどが木製のスティックです。

 

自分の場合、電子ドラムを購入した後、こういうスティックを買い足しました。

 

しかし、こういう木製のスティック以外にも、いろいろな種類のスティックがあるんです。

その中で、普通のスティックの代わりとして使えるのがロッドと呼ばれているスティックです。

 

これは竹ひごとかナイロン製の細い棒状のスティックを束ねたもの。

近くの小さい楽器店のドラムスティックのコーナーには、このようなロッドは置いてなかったですね。

ということもあって、こういうスティックがあること自体知りませんでした。

 

ジャズ等で使うブラシと一般的なスティックの中間どころという位置づけのようです。

ちなみにブラシはこういうヤツですね。

 

このブラシは以前から知っていましたが、このロッドというものは全く知りませんでした。

 

2.防音までじゃないけど音が小さくなるスティックを購入

最初は買ってみた木製のスティックを使って電子ドラムを叩いていました。

しかし、子どもや嫁さんからの指摘で、思いのほか打撃音が大きいのに気が付きました。

それで、この打撃音を少しでも和らげる方法が無いかと調べていたところ、上のロッドがあることがわかったわけです。

そして、Youtubeでも紹介されていたリトルモンスターなるものを購入することにしました。

↑これですね。 アマゾンでは約3,000円も(?)しました。

 

自宅に届いたのがコレです。

スネアドラムの大きさから、このリトルモンスターの長さがだいだい想像できると思いますが、普通のスティックよりちょっとだけ短めです。

ナイロン製のちょっとうねうねしているスティックを2箇所のゴムで止めているもの。

 

最初見たとき、ちょっとチープ過ぎるので、これが3,000円近い値段するのか???ってちょっと思いました。

ただ、使っているとだんだんいい感じになってきました。

 

3.2種類のスティックで電子ドラムを叩いた時の音比べ

3−1 このスティックで叩いてみたら・・

Youtubeに上がっているいろいろな動画の中では、普通のスティックで叩いている音とリトルモンスターで叩いている音がいろいろ紹介されていました。

しかし、これらのスティックで一緒に叩いてみて、音の違いを紹介している動画が無かったので、今回作ってみました。

 

下の動画では、左手に普通のスティックを持ち、右手にリトルモンスターを持って、ドラムを叩いてみました。

(叩くと言っても曲にあわせているわけでもなく、ただポカポカと叩いているだけです)

 

3−2 スネアはそれほど違い無し

この動画の音を聞いて頂くと分かるように、メッシュでできているスネアはそれほど大きく音の違いが見られません。

リトル・モンスターで叩くと、多少は音が和らぎます。

しかし、メッシュを叩くと、どちらも「パン!」っていう音が響きます。

 

気になるのは、リトルモンスターで叩くと、跳ね返りが少なくなるということです。

リトルモンスターで叩くと多少は音が小さくなりますが、それよりも跳ね返りが少ないというのが欠点ですね。

 

木製のスティックだと、力を入れずに上からスティックを落とすだけで、スティックが跳ね返ります。

しかし、リトルモンスターの場合、しっかり上から叩かないと跳ね返えらないんですね。

(跳ね返らないわけではありません。しっかり叩けば跳ね返ります。)

 

そのため、ダブルストロークをやる場合はしっかり叩く必要があり、今練習している自分にはちょっとしんどいですね。

 

3−3 タムとシンバルはそれなりに

音の違いが大きいのがゴムバッドのタムとシンバルです。

 

木のスティックでゴムのシンバルを叩くと「カン!」っていう感じの音が気になります。

タムの場合は、「ボン」っていう感じです。

 

これが、リトルモンスターで叩くと、

シンバルの「カンっ」とタムの「ボン」っていう音が、「ポン!」っていうぐらいの音にとどまります。

つまり、音はかなり小さいという感じです。

 

このメッシュ部分とゴム製部分の音の違いを聞いてみて、こう感じました。

電子ドラムには、パッドがゴム製だけのものとメッシュ製のものがあります。

はっきり言えませんが、全部のバッドがゴム製の電子ドラムの場合は、リトルモンスターを仕えば、打撃音がかなり和らぎ、防音的な効果が高いんじゃないか??って感じました。

逆に全てのパットがメッシュ製の電子ドラムの場合は、思ったほど音が静かじゃない・・・っていうことになるかもしれません。

 

まとめ

多くの人が自宅でもドラムが叩けるようにと、「音が小さい」という理由で電子ドラムを選択するはずです。

しかし、一般的な木製のスティックで電子ドラムを叩くと、意外と打撃音が気になるということがわかりました。

そこで、今回紹介したようなロッドを購入して、どのぐらい音が小さくなり、防音的な効果が得られるのかを実際の叩いた音の違いを通じてお伝えしました。

 

結論としては、今回紹介したリトルモンスターで叩いた方が全体的に音が小さくなりました。

それと音については、メッシュ部分より、ゴムパッドの方が叩いた時の音が小さくなる感じがしています。

 

しかし、そもそも固いバッドを叩くわけですから、残念ながらやっぱりそれなりの音がします!

 

それと、バッド部分を叩いたときは、木製のスティックと比べて跳ね返りが非常に弱くなりますので、私のよな初心者の場合、ダブルストロークが難しい。。。という欠点がありました。

 

以上のような点を踏まえても、自宅で電子ドラムを叩く場合は、防音的な効果を得るためにも、こういうロッドを使うべきでしょう。

 

 

 

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