世の中を元気に生き抜いていくためには、健康が最も大切だと思っています。
でも、いくら健康に気をつけていたとしても、具合が悪くなって時に病院に行く必要も出てきます。
その時は、可能な限り良い病院や良いお医者さんにかかりたいですよね!
日本には現在、約8,500もの病院があるそうです。
身近な病院に限れば、数はかなり絞られてくるとは思いますが、それでも自分にとってのいい病院やいいお医者さんを見つけるというのは結構難しいもの。
今回はそんないい病院の見つけ方についてある情報がありましたのでご紹介します。
1.「いい病院の選び方」は口コミが一番らしい
日経トレンディの2016年5月号臨時増刊号には、かなり使えるお役立ち情報がたくさん掲載されています。
思わず買っちゃいました。
その記事の中に、病院の先生1000人にとったアンケート調査の結果が紹介されていました。
その中に、「いい医師や病院を探すための「見極めるためのポイント」を上げて下さい」という内容が紹介されていました。
この記事には、「よい医師や病院を探す」ための方法として考えられる10項目の選択肢の内、回答数が多かったものが示されていました。
その結果ですが、
- 口コミ 161人
- かかりつけ医からの紹介 77人
- 行かないとわかならい。相性・運 49人
- 話しやすい。説明は丁寧か 46人
- 手術・症例の件数 38人
- ネットで公開している実績等 37人
- 本・雑誌で探す 19人
- 患者の数。はやっているか 17人
- 専門医の有無や数 17人
- 病院の雰囲気 12人
(出典:日経トレンディ 新生活応援 増刊号 (日経トレンディ5月号臨時増刊 )
ということで、このアンケート結果では病院の先生方も、私達がよくやるようにいい病院を選ぶためには口コミが一番参考になると考えていることがわかりました。
ちょっと気になるのが「行かないとわからない。相性・運」が3位にあがっていたこと。
ちょっと投げやりな感じで、回答された先生方のやる気のなさ(?)が伺いしれます・・・・www
が。。、実際、評判が良くても自分に合わないという場合もあるでしょうし、とってもドライに考えると、究極的にはこの答えになるのかもしれません。
でも、ここに掲載されている結果を見て、どう思いますか?
意外と普通ですよね。
逆に言うと、病院の先生達も、いい病院を選ぶためのこれだ!っていう方法は無いと思っていることが分かりました。
そこで、もう少し中身を見ながら、考えてみました。
2.口コミ以外でいい病院を見分けるには
この記事に掲載されていた結果では、いい病院探しはやっぱり口コミが一番信用できるということが再認識できました。
ただし、近所にあまり知り合いもいない時なんかは、口コミ情報が得られないということもありますよね。
そんな場合はどうすればいいでしょうか?
その答えは回答項目の中に示されていました。
紹介してもらう
これまでほとんど病院に行ってなければ「かかりつけ医」はいないかもしれませんが、何度か行ったことのある病院であれば、そこの先生から病院を紹介してもらうということができます。
アンケート結果では2位になっていた方法ですね。
要するに、口コミの相手が近所の人ではなく病院の先生になっただけ・・・とも言えます。
やっぱり人づてが大事と言えそうです。
ネットの口コミ情報を確認する
もし周りに直接聞く人がいなければ、ネットで口コミ情報を探すという方法これは日経トレンディの記事内で紹介されていました。
調べてみると、病院の口コミ情報が掲載されているいろいろなサイトがあります。
以下のサイトはある程度の口コミ情報が掲載されていましたので、参考になるかもしれません。
これらのサイトには全国の病院のリストがかなり整備されています。
しかし、口コミの量は当然ですがサイトによってかなり違っています。
特に地方になると、その差は歴然です。
地方ではほとんどの病院では口コミが0件で、あっても1つです。
もしかしたら、1件ぐらいしない場合はそこの病院の人が書き込んでいる場合もある(?)かも・・と勘ぐってしまいました。
このため、ネットの口コミ情報は都市部ではある程度参考にできそうですが、地方部では結構難しそうです。
3.口コミ情報が得られるように知り合いを増やすこと
このアンケート調査で、病院の先生たちは「ネットで公開している実績」や「専門医の有無や人数」等を参考にする、といったような専門家ならではの回答もありました。
しかし、一般人にはちょっと難しい感じがしました。
そこで、結局のところ口コミ情報を何とか得ることが一番のようです。
自分の経験からも、恐らく周囲の口コミ情報が得られにくいのは、
- 引っ越したばかりで周囲に知り合いがほとんどいない
- 独身の時や新婚の時で地域との関わりが少ない
場合だと思います。
こういう場合でも、早く周囲に知り合いを作っておくことは病院選びだけでなく、大切になると考えていますし、できるはずです。
例えば、独身の人がアパートやマンションに暮らしていても、朝晩に近所の人と合う時は積極的に挨拶をしておけば、何かあった時に直接家に行ってみて、訪ねてみるということもできますよね。
近くに大家さんが住んでいれば、大家さんに聞いてみることもできます。
実際、自分がアパート住まいをしていた時は同じアパートに住んでいたご家族にいろいろ助けてもらったことなんかがあります。
なかなか近所づきあいがしにくかったり、できなかったり、やりにくくなったり。。という時代ですが、意識をして近所の方とコミュニケーションを取っておくことは病院探しにかぎらず、普段の生活をしていく中で大切ですね。
まとめ
今回は日経トレンディの最新の増刊号の記事を参考にしながら、いい病院やいい医者を探すための見極めのポイントと自分で少し考え方ことをご紹介しました。
一番のポイントは口コミでした。
それは直接人に聞くこととネットの口コミ情報を探すことで得られます。
ただ、ネットに掲載されいる病院の口コミ情報は、地方ではまだ情報量が少なく、判断しにくいことも考えれました。
そこで、なるべく普段から周囲に知り合いを作っておくことが大切だ、ということを今回の記事の中で書かせていただきました。
でも、近所づきあいというと重くなるので、まずは挨拶程度から始めることでしょうね。