夏の間は、風呂上がりで汗が止まらないことがありますよね。
特に汗かきの人ならなおさらでしょう。
お風呂にゆっくり入ると体がほてって、タオルで何度も体を拭いてもなかなか汗が引かない・・
だから、お湯につからず、シャワーでさっと済ませてしまう・・
でも、睡眠や健康維持のためには、そんなシャワーだけではもったいないんです。
でも、風呂上がりに汗がなかなか引かない人ができる汗対策があります。
しかも、湯船に浸かっても、たった1滴使うだけで汗引きがよくなる方法があります。
専門の書籍で初めて知ったそんな方法を共有しますね!
1.たった1滴!風呂上がりの汗が止まらない人はコレを使う
1-1 スーッとさせるハッカ油1滴で十分
使うものはコレ
ハッカ油
はて、ハッカ油って何っていう方もいらっしゃるかと。
ミントのことです。
このハッカ油にはメントールという物質が多く含まれており、スーッとする清涼感があります。
このハッカ油を湯船に1滴入れます。
すると、皮膚がこのメントールの刺激を受け、汗が引いていきます。
お風呂に入る時に、このハッカ油を使ってみましょう。
ところで、おすすめしたいのが北見ハッカ通商の製品です。
ハッカは北海道の北見地方が産地で、かつては世界シェア7割を占めていた時代もあったそうです。
しかし、当時のハッカ産業はなりを潜めてしまいましたが、その当時の血筋を引いて地元出身の社員を中心として頑張っている会社の製品です!
1-2 脳が汗を出す指令を出している
ハッカ油が汗引きに効果があるのには理由があります。
汗は体が熱くなると自然に出るのではなく、脳が汗を出すように指令を出すから汗をかきます。
実は脳が「体温調節」をしているんです。
ちなみに、外の温度が高くなって体温が上昇したとわかると、脳の視床下部というところが汗を出すように指示をします。
脳が指令を出します!
だから、私たちは自分の意思で汗の量を調節することができません。。。
風呂から上がった時に汗がどんどん出ている時は、体温があがっていると脳が反応し、汗が出る ということが起きているんです。
ということは、脳に暑くないと思わせる(つまり、脳をだます)ことをすれば、汗が引くということになりますよね。
さっきの話ですけど、お風呂に入れたハッカ油のメントールの刺激で、脳が冷たいと勘違いを起こします。
すると、脳が汗をどんどん出せ!っていう指令を出さないので、汗が引くわけです。
2.風呂上がりに汗が引かない時の対処
2-1 体を冷やすならココ
風呂上がりの汗がなかなか引かないなら、体を冷やすことになります。
その時は太い血管のある場所を冷やすのが効果的。
これって、熱中症の時に体を冷やす場所と同じですね。
太い血管がある場所の代表的なのが、
- 首
- 脇
- 脚のつけね
です。
ということで、体を冷やすなら首の後ろ側がいいでしょう。
濡れタオルなどをしばらく首に当てておくことで、汗を抑えることができます。
2-2 体を冷やすならクーラーガンガンじゃなくて扇風機で
それと、汗が引かない時はクーラーを思いっきりかけて、部屋の温度をぐっと下げてしまうっていうのが手っ取り早いと思いがちですよね。
自分もそうしていました!
しかし、睡眠のことを考えると、それは効果的じゃないそうですよ!
その理由とどうしたらいいのかお伝えしますね。
まず、寝る前の1〜2時間ぐらい前にお風呂に入ることで、体の深部の温度(深部体温)が一時的に上がります。
風呂からあがると、体の放熱が進み、お風呂に入らない時と比べて深部体温が下がりやすくなるんです。
その深部体温が下がるタイミングで寝ると、眠りの質が高まるんですね。
それが、クーラーで急に部屋の温度を急激に下げてしまうと、深部体温があがった効果が薄れます。
ということで、眠りの質のことを考えたら、クーラーでガーッと体を冷やすよりは、クーラーの温度は28度ぐらいの高めにしておいて、扇風機で体を冷ましておくのがよさそうです!
3.風呂上がりの汗もこれで気持ちセレブ!
風呂あがりに汗をかくと気持ちが悪いですよね。
でも、汗を吸収してくれながら、湯冷めをふせいでくれるものがあります。
それが、
バスローブ
バスローブって、ちょっと笑っちゃいそうになりますよね。
でも、バスローブって言うと、バスタオルの厚いやつっていうイメージで、暑い時に着ていたら暑くなって汗が余計に出るんじゃない?って思いますよね。
しかし、最近のバスローブは、軽くて、しかも吸水性や速乾性が抜群の素材が使われるようになっています。
例えば、このバスローブはほとんどタオル代わりです。
この商品の説明にあるように、水をしっかり吸い込んでくれ、吸水力はかなり高いですよ。
それに、夜使っても朝にはさらっと乾いちゃいます。
おまけに、UVカット率99%と夏場の外でもOK。
これを外で着るのはビミョーな感じもしますが、もしセレブなプールにでも行く機会があるなら、プールサイドで着ておくのもありかもしれません。
普通のバスローブのようじゃなく、コンパクトになり、かさばらないのも嬉しいポイントです。
ちょっとセレブ感を味わうためにも、汗が引くまでは、こんな感じでバスローブを羽織っておくっていうのもありではないでしょうか?
4.風呂上がりの汗を補う最適な飲み物は?
汗をかいた風呂上がりには水分補給は必要です。
その時に、冷たいビールっていうのが定番でしょう。
しかし、水分補給に最適な飲み物があるしたら、それが何か知りたくないですか?
それは何かというと、
麦茶
なんです。
お酒には利尿作用があるので、水分を摂ったとしてもまた出てしまいます。
しかし、カフェインが含まれていない麦茶は利尿作用がなく、ミネラルの補給にもなります。
それと、冷たい飲み物を飲むと、深層体温がぐっと下がってしまい、睡眠の質を下げる結果にもなってしまいます。
そのため、飲むなら冷たい麦茶と行きたいところです、常温の麦茶を飲むようにしましょう。
まとめ
風呂上がりに汗が引かない方に向けて、以下のような情報を紹介しました。
- 風呂にハッカ油を1滴入れておけば、風呂上がりに汗をかきにくくなる
- 体を冷やすなら、後ろ首・脇・脚の付け根を
- 睡眠の質を考えるなら、クーラーでガンガン冷やすより、扇風機で徐々に体を冷やす
- 吸水性の高いバスローブを使ってみる
- 常温の麦茶で水分補給をする
夏はシャワーで済ませてしまいがちですけど、睡眠の質を考えると湯船に使って、深部体温を一旦はあげておくことが有効です。
しかし、今回紹介する方法で、暑い夏の間もお風呂を楽しんでみましょう、