各安スマホの代表格と言える楽天モバイルですが、支払い金額がどのぐらいになるのかをシミュレーションしてみました。
docomoやAUの料金を見ていると、なぜそれらの携帯キャリアを使い続けるのか意味がわからん!と思えてしょうがありませんでした。
しかし、楽天モバイルとdocomoやAUの料金を実際に比較してみると、それほど大きな差が感じられなくなりました・・・。
今回、楽天モバイルの各プランに契約した場合における4年間の支払総額の結果を見ていただいて、これからのスマホ選びの参考にしていただければ幸いです。
1.楽天モバイル利用時の料金シミュレーション
最初に楽天モバイルのS、M、L、LLプランをそれぞれ利用した場合の4年間の支払総額をまとめてみました。
まずはこちらの表を確認してみてください。
Sプラン(2GB) |
Mプラン(6GB) | プランL(14GB) | プランLL(24GB) | |||||
D会員 | 楽天会員 | D会員 | 楽天会員 | D会員 | 楽天会員 | D会員 | 楽天会員 | |
割引料金(1年間) | ¥980 | ¥1,480 | ¥1,980 | ¥2,480 | ¥3,980 | ¥4,480 | ¥4,980 | ¥5,480 |
通常料金 | ¥2,980 | ¥3,980 | ¥5,980 | ¥6,980 | ||||
初月料金 | ¥980 | ¥1,480 | ¥1,480 | ¥1,480 | ¥1,480 | ¥1,480 | ¥1,480 | ¥1,480 |
1年目支払総額 | ¥11,760 | ¥17,760 | ¥22,760 | ¥28,760 | ¥44,760 | ¥50,760 | ¥55,760 | ¥61,760 |
2年目支払総額 | ¥47,520 | ¥53,520 | ¥70520 | ¥76,520 | ¥116,520 | ¥122,520 | ¥139,520 | ¥145,520 |
3年目支払総額 | ¥83,280 | ¥89,280 | ¥118,280 | ¥124,280 | ¥188,280 | ¥194,280 | ¥223,280 | ¥229,280 |
4年目支払総額 | ¥119,040 | ¥125,040 | ¥164,040 | ¥172,040 | ¥260,040 | ¥2626,040 | ¥307,040 | ¥313,040 |
※「D会員」はダイヤモンド会員のこと
各プランとも1年間は割引が効きます。
それと、ダイヤモンド会員だと安くなるので、楽天のダイヤモンド会員の方なら迷わず楽天モバイルにすることをお勧めします!
2.楽天モバイル VS docomoの料金シミュレーション
上の表の料金は相当安いのですが、比較対象が無いため安さがよくわかりませんよね。
そのため、他のキャリアの料金と比較してみました。
まずはdocomoです。
docomoでは現在、音声付きスマホサービスでは毎月30GBまでの「ギガホ」と「ギガライト」の2種類がメインになっています。
ただし、割引にパターンがあって楽天モバイルより料金がちょっとわかりにくくなっています。
ギガホのプランでは最安値が4,980円。
もう少しパケット量を抑えたギガライトでは1GB以下の場合は1,980円
割引がかなり効いているこれらの料金を見ると、
- ギガホ(30GB) 4,980円 ➡ 楽天モバイルプランLL(24GB)のダイヤモンド会員と同額
- ギガライト(1GB) 1,980円 ➡ 楽天モバイルプランM(6GB)のダイヤモンド会員と同額
となるため、ぱっと見た目では楽天モバイルと金額的にそれほど違いはなさそうです。
ただし、「ギガホ」では6ヶ月以降は5,980円になることと、実際は音声電話をするため、月額700円の5分通話無料オプション等がプラスになると思われるため、楽天モバイルより支払額は高くなります。
仮に3人までの家族割やドコモ光セット割が受けられ、しかも月に30GBまで利用するという方なら、docomoでもそれほど損はないようです。
一方、「ギガライト」の場合では、楽天モバイルと比較するとほとんどメリットが無いと言えます。
3.楽天モバイル VS AU の比較シミュレーション
AUでは4Gのサービスでは以下の料金プランとなっています。
この中ではMAXプランPro、フラットプラン20N、フラットプラン7プラスN、新AUピタットプランの4つを比較対象としました。
各種割引が効いた各プランの最安値は
- MAXプランPro(無制限) 5,980円(7ヶ月以降6,980円) ➡ 料金的にプランLLと金額的に同様だが、パケット量が多い
- フラットプラン20N(20GB) 4,000円(7ヶ月以降5,000円) ➡ 24GBのプランLLよりパケット量は少ないが安価
- フラットプラン7プラスN(7GB) 3,480円 ➡ 6GBのプランMとより割安
- 新AUピタットプラン(~1GB) 1,980円 ➡ パケット量少ないが、プランSより割安
となります。
AUの方がdocomoより全体的に割安感があります。
音声通話オプション(通話定額ライト(5分間):700円、通話定額(24時間かけ放題):1,700円)を加えても楽天モバイルより大幅な金額の開きは無いようです。
そのため、家族みんなで入る、自宅のインターネット契約もAUにするなら、AUで利用するのもありと言えそうです。
4.楽天モバイルが安いが使い方や契約方法によってはそれほど差が無くなる
以上の結果を踏まえると、楽天モバイルは確かに値段的には安いわけですが、パケット量を考えるとそれほど金額的な差が大きく無いと言えそうです。
ただし、利用可能なパケット量が少ないため、料金的にお手頃になるはずの「ギガライト」の場合は、楽天モバイルにした方が通話料込みですから、楽天モバイルを選んだ方が安いと言えます。
そのため、支払い料金のシミュレーションを考えてみた場合は、
パケット量を踏まえると、最も安いのは楽天モバイル
次にAUの各プラン
パケットをとにかく使うという方なら、docomoのギガホは候補になる
という結果と言えます。
まとめ
この記事では楽天モバイルの各プランの4年間の支払い料金の総額をシミュレーションしてみました。
4年間の総額ではプランS(ダイヤモンド会員)では119,040円、プランLL(楽天会員)では313,040円とかなりの金額になります。
また、楽天モバイル以外のdocomo、AUのキャリアの料金も見てみましたが、AUは比較的楽天モバイルとそれほど大きな差は無いということもわかりました。
ただし、実数で正確な比較をしていなかったので、具体的な金額で提示してみたいと思います。