自分が持っているRoland のTD-1KVをMacのGaragebandに接続した時に、困ったことがありました。
ハイハットのエッジを叩いても音がしないんです!
ハイハットをアップダウン奏法で叩いてもダウンの時にエッジ部分を叩いても音がしないので、「チカチカチカチカ・・・」って音がすべきところが、「チッチッ・・」っていう間抜けな音になってします。
どうしたら良いのかわからず、ネットを探してみてもイマイチやり方がわかりません。
そこで、この記事では自分の備忘録を兼ねて、どうやって対処したのかをメモしておきます。
Garagebandで電子ドラム(TD-1KV)のハイハットのエッジで音がしなかった原因
以下の記事はMacの場合です。
WindowsPCの場合は確認が取れていないので、ご了承ください。
TD-1KVをGaragebandに接続してドラムを叩いてみるとわかるのですが、TD-1KVのドラムの各パーツに音が割り当てられているのが分かります。
取扱説明書のP14に以下のように記載されています。
※ただし、ハイハットのクローズが( )書きになっている意味はよくわかりません)
ハイハットのエッジのオープンとクローズには、それぞれ26と22が割り当てられているようです。
しかし、GaragebandにTD-1KVをMIDI接続すると、そもそも26と22は音がしないんです!!
いろいろ試してみると、27より小さい数字と60以上の数字を設定すると、音がしませんでした。
ということで、最初の状態ではそもそも音がしない番号がハイハットのエッジ部分に割り当てられているから音がしないんです!
納得でした。
しかし・・、どうすれば音を割り当てることができるんでしょうか??
それを次にメモしておきます。
Garagebandに電子ドラム(TD-1KV)に接続してハイハットのエッジで音を出せた方法
音の割当をするためには、下の音源モジュールを操作します。
取扱説明書のP14 に方法が書いてあるんです。
しかし、よく読んでいなかったこともあり、うまくできませんでした。
そこで、記載されている「MIDI ノート・ナンバーを変更する」に従って調以下に手順を紹介しておきます。
数字を割り当てる手順は以下のとおりです。
番号順にやってみましょう。
まず最初にTD-1KVをMacにMIDIで接続しておきます。
その後の手順は以下のとおりです。
- 最初に押すのは「メトロノームボタン」です。ここを長押しします。上の4つのランプの一つ(Drum)の赤ランプが点滅をはじめます。
- 次に真ん中の「セレクトボタン」を押します。2回押すと「Coach」が点滅し始めます。
- ここからドラムの各パーツに音を割り当てます。どこか叩いてみると、一番上のディスプレイ部分に番号が表示されます。スネアを叩くと「38」が表示されると言った感じです。
- ハイハットのエッジに音がする番号を割り当てます。まずハイハットのオープンの状態でエッジを叩きます。+のボタンで数字を変えていき、「46」にします。するとハイハットのオープンのボウの音がするようになります。設定したら、「メトロノームボタン」を押して、音の割当を終了させます。
- 次にハイハットのクローズ・エッジに音を割り当てます。上の1〜3の手順を繰り返し、ハイハットをクローズにしてエッジを叩きます。4と同じように+ボタンを押していき、今度は「42」に設定します。その後、「メトロノームボタン」を押して、終了させます。
GaragebandとTD−1KVを接続してハイハットのエッジに音が出せたが・・
上記の手順によって、音がするようになりました。
しかし、ど〜しても気になるのが、ボウの部分とエッジの音が一緒になることです。
ハイハットをアップダウン奏法をした時に、「チカチカ・・・」という感じにならず、「チチチチ」という感じに聞こえます。
この部分については、エッジに26や22の音が鳴らないようになっているので、どうしてもしょうがない部分があります。
そのため、この点だけは目を瞑ることにしました(残念
しかし、Garagebandに接続してドラムの音を鳴らして非常に良くなりました!
TD-1KVからそのまま音を聞いていたのと比べ、ドラムの音に厚みが出てきたからです。
例えば今までのような「Heavy」という音では、キックに低音が響くようになり、「ドッドッ・・・」っていう音がめちゃくちゃかっこよく聞こえます。
Garagebandに接続していない人は早くやってみることをオススメします!
まとめ
今回はGaragebandと電子ドラムTD-1KVを接続した時に、ハイハットのエッジで音がしない状態を解消する方法を紹介しました。
基本は取扱説明書のP14に記載されている手順に従って音の割当をします。
上で紹介したとおり、MIDIでドラムとMacを接続した後、音源モジュールを操作して、エッジ部分に音を割り当てます。
ただし、設定の限界・・・から、ハイハットのエッジとボウ部分は音色が同じになってしまうのが残念です。
ちなみに、クラッシュシンバルはボウとエッジには別の音が割り当てることができます。