放送開始からネット上ですごい噂?になっている2018年4月7日にレギュラー番組としてスタートした「チコちゃんに叱られる!」
この目まぐるしく変わるチコちゃんの顔の表情がど〜しても気になるっていう人は自分だけじゃないはず!!
実は最初は全身が全部CGかと思っていました。
でも、岡村さんと抱き合ったりするシーンがあったりと、どうもCGじゃないような。
だから、ど〜みても、首から下は人が入っているよね〜・・・
てなると、顔の部分だけがCG??
こんな感じでど〜しても、その謎が知りたくで、NHKさんに問い合わせをしてみました。
その結果は・・・?
1.チコちゃんの顔についてNHKさんは・・
この秘密については、ネットにもいろいろと情報がありましたので片っ端から見てみました。
しかし、どのページもさもそれっぽい情報が書いてありそうなタイトルが書いてあるのに、適切な情報が書かれておらず、肩透かし状態でした。
そこで、
ど〜しても、チコちゃんの表情がどうやって作られているのか、その秘密が知りたいと思って、NHKさんに問い合せてみました(笑
知りたかったのは、
・チコちゃんの変化する顔の表情はどのように処理をしているのか?
・共演者とのやり取りを見ると、収録時にリアルタイムで顔の表情を変化させており、それを共演者がモニター等で見ているように感じるが、どうなのか?
の2点でした。
そしたら、速攻で返事が来ました。
さすが天下のNHK!!ってかなり感動・・
実は問い合わせの答えをそのまま皆さんにもお知らせしようと思っていたのですが・・・、問い合わせ用のフォームのところに、こんな記述が。
回答内容をそのまま使ったら駄目とありましたので、直接転載はできません。
そこで、NHKさんからいただいた回答を踏まえて、その概要をお伝えすると、
2.NHKさんはこの番組のためにチコちゃんの表情づくりの方法を試行錯誤して開発したみたい
3.基本的にはCG処理と着ぐるみを組み合わせているらしい
の3つになります。
確認できたことは、体の部分は人が入っており、顔の表情はCGで処理をしているということでした。
しかし、細かい部分はとにかく「謎」ということです!
2.チコちゃんのデフォルトの顔は一体どうなっている?
上記のようにチコちゃんの顔の表情の変化は、収録中にリアルタイムでやっているかそうじゃないかは別として、CGで処理されているようです。
チコちゃんの例のせりふ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言う時に、頭が膨張して、顔が赤くなり、こめかみのあたりから煙が出て、目から火?が出るのは、毎回のCGのパターンで処理しているとは思います。
しかし、その顔の表情の中でも特に気になるのが、
・頻繁に目を細めたり、まばたきしたりしている
・黒目の部分がライトの光を受けて本物みたいに光っている
・口もとが本当に喋っているかのように動かされている
の3点です。
これらの処理をしやすくするよう、着ぐるみの頭の部分はのっぺらぼうじゃないかと考えている人もいるようです。
確かに素人考えでは、何も目、鼻、口が書かれていないのっぺらぼうの顔の報が処理をしやすいのかもしれませんね。
でも、のっぺらぼうのチコちゃんとのやり取りでは共演者の皆さんもちょっと切ないですよね。
で、ここからは個人的な憶測ですが、撮影時のチコちゃんの頭(顔)の部分はこうなっているんじゃないかと考えています。
撮影時にも恐らくチコちゃんはこの顔がデフォルトなんじゃないでしょうか??
↑
上の図をクリックすると、HNKのサイト(取材会の動画が掲載されているページ)に飛びますので確認してみてください。
これは、レギューラー化される際の番組の取材会の時の動画です。
CG処理がされていない、普通の着ぐるみ状態のチコちゃんが見れますよ!
この状態のチコちゃんの顔は、
・口元は左側にちょっとあがっており、八重歯がある。
・目もとは八分ぐらいの開いた状況
・眉毛は右側が大きく上にあがり、左眉は下がり気味
こんな感じで、決して5歳の女の子とは思えない、可愛くない表情をしていますよね!
恐らく、収録時はこの頭がついているのではと思っています。
3.NHKのCGキャラクタ制御技術ってすごい感じ
しかし、もうちょっとヒントが無いかといろいろ探しました。
すると、NHKエンジニアリングシステムという財団のサイトを見つけました。
その中にCG関連技術というページに、「CGキャラクタ制御技術」という解説があります。
まさに、チコちゃんの顔の表情づくりの技術の解説でしょうか?
(出典:NHKエンジニアリングシステムウェブサイト)
これを見ると、
・Windows パソコン1台で動作します。
・CG キャラクタが、人間の声に合わせて自動的に口パクします。
・あらかじめ割り当てておいた動作や表情を、動作させたいときにいつでも(アドリブ動作)生成できます。
・CG キャラクタアニメーションを生成するその場で動作の修正が可能です。
・パソコンに実写映像を取り込んで実写とCG キャラクタの合成(クロマキー合成)が可能です。
・CG キャラクタの動作のほかにカメラショットの変更や動画再生、音声再生も可能です。
引用:NHKエンジニアリングシステム CGキャラクタ制御技術
とあります。
この技術がチコちゃんの表情づくりにも使われていることはほぼ間違いないでしょう。
ということは、恐らくチコちゃんのくるくる変わる表情については、このCGキャラクタ制御技術を使って、
2.収録する時には、台本にあわせてリアルタイムで表情を変化させている ⇒ 例のセリフの時は、ボタンひとつで始動っていう感じかな・・
3.ちょっと可能性は低いと見ていますが、もしかしたら声優(木村祐一さん)の喋りにあわせて、チコちゃんの口を自動で口パクさせている
ということで実現しているのではないか?と予想しました。
ということで、はっきりはしないものの、ちょ〜っとだけ、スッキリしました!
たぶん、リアルタイムで処理されている
大量の表情パターンを事前に作っており、台本にあわせて変化させている
だろうということで、個人的には納得しました!
2018年紅白にチコちゃん登場だが・・
2018年の紅白歌合戦にやはり出ました!
チコちゃんが
岡村さんと一緒に出演。
この時は上の着ぐるみの顔のチコちゃんでした。
気になっていたのが、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」っていうセリフでどういう処理をするのか?っていうことでした。
しかし、リアルタイムの処理で会場内で真っ赤に膨れたチコちゃんの顔が表示されました。
我が家でもこのチコちゃんの顔の処理をどうやっているのか?っていうことが時々話題に出ます。
我が家では、収録後に後で処理をしているはず・・・という派が多数を占めています。
事実、そういう情報がネットに上がっています。
しかし、個人的にはこの紅白の番組内でやったように、リアルタイムでの処理をしているのでは??と思いたい!
まとめ
今回はちまたで噂の「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんの顔の表情がどのように作られているのかという謎に迫ってみました。
最後にこれまでの調査結果をまとめると
1.NHKのさんは教えてくれませんでした!
2.NHKさんはチコちゃんの顔の表情の変化の方法も謎としておきたい
3.恐らく、NHKさんのCGキャラクタ制御技術が使われている
4.恐らく、リアルタイムでチコちゃんの表情を変化させながら収録させている
という結果となりました。
1と2はNHKさんの見解でした。
3と4はこちらの推測の情報となります。
でも、こんなことを考えながら番組を見ると、違った角度でまた面白くなりますね。
恐らく次に見る時は、チコちゃんの表情のパターンが何パターンあるのかを数えてしまうでしょうね!
<補 足>
より詳しい情報が掲載されていましたね。
自分の場合はほぼリアルタイムで顔の表情の変化の処理をさせているのだと予想していましたが、後日処理をしているみたいです。
TV番組『チコちゃんに叱られる!』メイキング>>CGと着ぐるみの融合でクルクルと表情を変える5歳児キャラクター
これを知った後ですが。。ちょっと残念でした(涙