いつも食事の量は気にしており、ダイエットをやっているのに・・・
つい昨晩は食べ過ぎた〜!
どうしよう!!!!
この食べ過ぎをリセットする方法は一体無いの???
って思い、ネットを探してみると、いろいろな情報が出ていますよね。
中には正反対のことが言われていたりしています。
なので、それらの情報が本当なのかどうかちょっと不安になってきました。
そこで、もう少し信頼できる情報が知りたいと考え、食べすぎた時にリセットするための方法について、お医者さんや栄養士さんがどのように勧めているのかを調べてみました。
1.食べ過ぎた時、リセットする方法ってあるの?
とにかく食べすぎてしまった後、今まで我慢してきたダイエットが無駄になっちゃう!
そんな時は、食べ過ぎを無かったことにできたらいいのになあ〜って思っちゃいますよね。
さて、気になるのは、食べ過ぎた後、それをリセットすることができるかどうかっていうことです。
あなたはどう思いますか???
さて、その答えはというと、
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
答えは「はい、できます!」です。
実はちょっと安心できる情報があります。
それは、1回ぐらいどかって食べすぎても、すぐには太らない!っていうこと。
1日で体脂肪まで増えることはないそうです。
そこで、食べ過ぎた後の2日間ぐらい気をつけておけば食べ過ぎをリセットすることができます。
それじゃ、食べ過ぎをリセットする方法とは一体どういう方法でしょうか?
それは・・・
- 食事
- 水
- 運動
等となります。
それでは、それぞれの方法についてもう少し見てみましょう。
2.絶食はてっとりばやいリセットになる?
ネット上では食べ過ぎた次の日は食べない、絶食する、プチ断食をする、という情報をよく目にします。
こういう情報に触れると、「食べ過ぎたら食事を抜けばいいのね!」ってなりがちですが、それって正しい方法なんでしょうか?
実はお医者さんや栄養士さんは、食べ過ぎた翌日も食べましょうと言っています。
それの理由ですけど・・・
食事を抜くと、その後食べたものが吸収されやすくなるためだそうです。
実はお腹が空いているのに絶食しようって食事をしないと、実は私達の頭が勝手にこういうことを考えるそうですよ。
「これは一大事なので、体に栄養をためておくようにしなきゃ」って!
そうすると体の中のブドウ糖が脂肪に代わり始めるそうです。
そうなると、次に食事をした後もカロリーを体に貯めるようになってしまうんです。
さらに、体はエネルギーをなるべく消費しないようになります。
そうなると、どうなるかっていうと、
今まで何気に使われていたカロリーも消費されなくなるんです。
これ最悪です。
食べなければ体に蓄積された脂肪が消費されると思いきや、
逆に体が勝手に省エネモードになり、おまけにカロリーをためてしまう、
つまり太りやすい状態に体がなってしまうということです。
そのため、食べ過ぎた後も食事を抜くことだけはやめるようにしましょう!
一方、絶食するというわけではないけど、お腹がすくまで食事をしないっていう情報も結構ありました。
これはお腹が減ったと感じない内は、脂肪を貯めようとする働きが起きないので、次の朝にもし食べたくなければ食べなくてもいいですよ、っていう意味だと理解しました。
ただ、個人的な考えとしては、量を控えめにして食べるようにする方が良いだろうと思っています。
体をいつものペースにすることで、体に脂肪を貯めようとする働きを抑制できると思うからです。
ただ、これはどちらが効果的なのかは自分でも検証してみたいと思っています。
3.食べ過ぎをリセットするおすすめの方法
3−1 食べ過ぎの前後の食事を減らす
食べ過ぎた後に食事を抜かないようにするというのは分かったとしても、何か気をつけることは無いでしょうか?
お医者さんのおすすめの方法があります。
それは食べ過ぎの前後で摂取カロリーを調整するというもの。
どういうことかイメージにしにくいですよね。
ちょっと解説してみます。
普段食べている食事の平均的なカロリーがあります。
ただし、そういわれても正確にわかりにくいので、食べる量と食べているものでカロリーが多そうなものを考えてみてもらえればいいと思います。
なんとなくでいいです。
今度の金曜日に飲み会があるとします。
そうすると、水曜日ぐらいから摂取カロリーを少し減らし始めていきます。
詳しくやるとややこしいんで、食べる量をいつもより減らしておきます。
土曜日、日曜日は食事を野菜中心にしたり、ヨーグルト等にする等、カロリーを抑えめにし、胃腸を休めるようにしておきましょう。
3−2 運動をする
運動をすると体温が上がります。
そうすると体の代謝が良くなります。
ということは、脂肪が燃え始めるわけですね。
ただし、運動による直接的な脂肪燃焼はおもったより少ないんです。
でも、体温があがることで代謝をよくすることができます。
それと、運動と言っても、ハードなものは必要ありません。
ちょっと体をいつもより動かすぞ!っていう意識でいると、いつもより早く歩く、エレベーターではなく、階段を使うっていうことができます。
3−3 水分をしっかり摂る
あとは水分をしっかり摂るようにしましょう。
食べ過ぎると胃腸が疲れてしまい、胃腸の働きが悪くなっている場合があります。
そこで、朝のおきがけに水分をしっかり摂ることで、内蔵に刺激を与えます。
日中もこまめに水分を摂るようにしておきましょう。
3−4 その他
食べ過ぎた後はゆっくりぬるめのお湯で半身浴をしましょう。
体の中を温めることで、代謝をよくさせます。
3−2で書いた運動をすることに通じる効果があります。
それと飲み会がある場合は前日はしっかり睡眠を取っておきましょう。
睡眠をしっかり取っておくことで、代謝を高めるエネルギーを蓄えることができます。
4.食べる時に気をつけることは?
どれだけ食べる量を制限していても、つきあいで飲み会等があると、どうしてもいつもより食べ過ぎちゃうっていうことはありますよね。
でも、そんな時でも食べる時にいくつか気をつけるだけで後が楽になります。
とっても簡単なことなので、是非実践してみましょう!
まず最初に気をつけることです。
これは絶対ですよ!!
野菜から食べ始める
これです。
最初にパンやご飯、甘い物を食べると一気に血糖値が上がります。
血糖値が急に高くなると、脂肪として溜まりやすくなります。
それが野菜を先に食べることで、血糖値を上げにくくなるんです。
その理屈の説明はコチラ
次にゆっくり食べること。
早いペースで食べると、同じ量を食べてもお腹が一杯になったと感じにくいんです。
満腹と感じるのは脳の中にある満腹中枢っていうものの働きがあるから。
食事をすると、血液の中のブドウ糖とインスリンの濃度が高まって、満腹中枢が刺激されて、お腹いっぱい!=満腹って感じるそうです。
ただし、「満腹」と感じるまでには、食事を始めてから15分から20分の時間が必要です。
ということは、もし早いペースでがつがつ食べてしまうと、お腹一杯って感じるころには相当食べてしまった、ということになりかねませんね。
そこで、それほど食べていなくても満腹だ〜!!って感じれるように、ゆっくり食事をすればいいっていうことになります。
ゆっくり食事をすることで、食べ過ぎた〜って感じていても、思ったほど食べていなかったということになるかもしれません。
それと、ゆっくり食べることにはもう一つの効果があります。
同じ量の糖質を食べるても、早く食べると血糖値が急にあがります。
すると、インスリンっていう物質が大量に出ます。
インスリンは上がった血糖値を下げる働きをするんですが、ここでちょっとやっかいなことが起きます。
インスリンは余った糖をグリコーゲンや脂肪に変えて蓄えて、血糖値を下げようとする働きをします。
おまけにインスリンは脂肪が燃焼するのも抑えようとします。
という2つの理由で、食べる時はゆっくり時間をかけて食べるようにしましょう!
5.実際に忘年会の時にやってみたら
実は今回紹介した方法のいくつかを忘年会の時にやってみましたので、実体験をお伝えします。
忘年会のメニューはしゃぶしゃぶ。
しかも、90分間の食べ放題。
いや〜、美味かったですよ。
で、食べ初めはセオリーどおり、野菜からです。
サラダを頼み、結構食べました。
サラダとキャベツでした。
その後は肉をひたすら食べることに・・。
実はこの時にちょっとしたハプニングが。
最初にサラダを食べても、なかなか肉が出てこないんです。
お店が忙しすぎたみたいで、自分が座っていたテーブルには頼んだ肉が全然来ません。
同僚と「遅いな〜」ってぶつぶつ言いながら、その間に野菜を結構食べちゃったんです。
結果として、肉を頼んでから15分以上待ちました。
そんなハプニングがあって、ゆっくり食べることはあまり意識していなかったんですが、結果的にゆっくり食べることになりました。
その後は肉をかなり食べました。
でもお肉や魚は太りにくいんです。
血糖値を上げる炭水化物はなるべく取りませんでした。
しめのうどんも控えめにし、水分もしっかり取りました。
家に帰った後は、40分ぐらいゆっくりお湯につかってみました。
睡眠もしっかり。
っていうのが当日の様子。
それと、忘年会の前後で、晩御飯はお米抜きというのを続けており、揚げ物等のカロリーの高い食事もしていませんでした。
その日に風呂から上がった後に感じたことは、相当肉を食べたのに、それほど苦しく無い!っていうこと。
次の日に体重計に乗ったら、増えた体重はだいたいもとに戻っていました。
結局、忘年会の前後と当日にやった複数のことが、結果として体への影響を最小限にしてくれたようでした。
恐るべし、この食べ過ぎリセット方法。
まとめ
今回はつい食べすぎてしまった後に、それをリセットする方法についてお医者さんや栄養士さん等が紹介している方法をまとめてみました。
食べ過ぎをリセットするためには、
- 食べ過ぎの前後の食事の量を減らす
- 運動をする
- 水分をしっかり摂る
- お風呂にゆっくりつかる
- しっかり睡眠を取る
という方法が有効です。
そして、食べる時に気をつけることは
- 最初に野菜から食べる
- ゆっくり食べる
の2点が大切でした。
自分では食べすぎないように気をつけることはできます。
でも、なかなか自分の都合だけが通らないこともありますよね。
そんな時はこの記事の内容を参考にしてもらえたらと思います。