友達から「ご飯に行こうよ！」「今度旅行に行かない？」「遊びに来てよ！」って誘われるのは、すごく嬉しい瞬間！
でも、残念ながらその日は都合が悪かったり、体調が良くなかったり、気持ちが乗らなかったり…、で今回は行けないな、という時もきっとあるはず。
そんな時、「ごめん、行けないんだ」と伝えるのが、なんだか難しく感じませんか？
そんな時に友達との関係を大切にしながら、自分の気持ちや都合も守れる「上手な断り方」があります！
この記事では、友達からの誘いによくある５つのケースと、それぞれに応じた具体的な断り方の例文をたくさん紹介します。これを読めば、きっとあなたにぴったりの伝え方が見つかるでしょう！
友達からの誘いを上手に断る例文集【ケース別】
ここからは友達からの誘いによくある５つのケースと断り方を紹介します。
どの断り方も、「誘ってくれてありがとう」という感謝の気持ちと、「今回はごめんね」という結論、そして「また別の機会に！」という前向きな気持ちを伝えることを意識しています。
ケース１：仕事終わりや週末に誘われたら？
仕事帰りや休みの前の日などに、気軽に食事や飲みに行こうと誘われる場面です。一日の疲れや次の日の予定を考えると、正直難しい時もありますね。
- 例文①（疲れている、早く帰りたい場合） 「わぁ、ありがとう！嬉しいんだけど、ごめん、なんか今日ちょっと疲れちゃってて、まっすぐ家に帰ってゆっくりしたい気分なんだ。せっかく誘ってくれたのにごめんね！また今度、元気な時にぜひ！」
- 例文②（すでに予定がある場合） 「あ、ありがとう！行きたい気持ちはあるんだけど、ごめん、今日はもう先約（または、家族と約束）があって、別件が入ってるんだ。また今度改めてゆっくり行こうね！」
- 例文③（軽く済ませたい気分の場合） 「誘ってくれてありがとう！美味しいもの食べたい気持ちはあるんだけど、なんだか今日は軽く済ませたい気分で…。ごめんね、また今度、がっつり食べに行こう！」
ケース２：週末、映画やライブ、ショッピングなどに誘われたら？
休みの日に、特定の場所やイベントに一緒に行こうと誘われる場面です。時間もお金も使うことが多いので、自分の都合としっかり合わせる必要があります。
- 例文④（すでに別の予定がある場合） 「あ～、いいね！面白そうだね！でも、ごめん、その日はもう別の予定が入っちゃってて行けそうにないんだ。すごく残念！また別の機会に誘ってくれるとすごく嬉しいな！」
- 例文⑤（予算的に厳しい場合） 「誘ってくれてありがとう！面白そうだね！でも、正直言うと、今月ちょっと出費が多くて、今回は予算的に厳しいかも…。もし良かったら、今度あんまりお金がかからないことで遊ばない？公園で話すとか！」
- 例文⑥（正直、興味がない） 「わぁ、誘ってくれてありがとう！でも、正直に言うと、あんまり〇〇（映画のジャンルやライブのアーティストなど）は詳しくなくて…。みんなで楽しんできてね！また行った感想聞かせてくれると嬉しいな！」
ケース３：誰かの家に誘われたら？または自宅に招くのが難しい時？
友達の家でのホームパーティーや、自分の家に遊びに来てほしい、と誘われる場面です。リラックスできる場である反面、準備や片付け、プライベートな空間に関わるため、気が進まない時もあるかもしれません。
- 例文⑦（行くのが難しい） 「誘ってくれてありがとう！行きたい気持ちはあるんだけど、ごめんね、その日はちょっと家の用事があって、難しそうなんだ。みんなで楽しんできてね！また今度、外で会える時に声かけてね！」
- 例文⑧（自宅に招くのが難しい） 「嬉しい！ありがとう！でも、ごめんね、実は今、家がちょっと散らかってて人を呼べる状況じゃなくて…。片付いたらぜひ来てほしいな！それまでは、外で会うか、あなたの家に行くのはどうかな？」
- 例文⑨（気分的に家で過ごしたい） 「誘ってくれてありがとう！楽しそうだね！でも、なんだか今日は家でゆっくりしたい気分なんだ。せっかく誘ってくれたのにごめんね。みんなで楽しんできてね！」
ケース４：週末の旅行や、少し遠出のレジャーに誘われたら？
電車や車で移動が必要な場所への外出や、宿泊を伴う旅行に誘われる場面です。時間や費用、体力をより使うため、慎重に考えたい誘いですね。
- 例文⑩（予算的に厳しい場合） 「わぁ、いいね！面白そう！誘ってくれてありがとう！でも、正直言うと、今月/今年はちょっと他のことで出費が多くて、旅行に使える予算が厳しいんだ。すごく行きたいんだけど、今回は見送ろうかな…。」
- 例文⑪（週末は休みたい/別の予定がある場合） 「誘ってくれてありがとう！すごく楽しそうな企画だね！でも、ごめん、その週末はちょっと家でゆっくり休んで体をリフレッシュしたいと思ってて…。連休があると、ついつい家でゴロゴロしちゃうんだよね。また今度、別の企画があったら誘ってくれると嬉しいな！」
- 例文⑫（目的地に興味がない） 「わぁ、ありがとう！楽しそう！でも、正直あんまり〇〇（目的地）には行ったことがなくて、ピンとこないというか…。みんなで楽しんできてね！写真とか見せてくれると嬉しいな！」
ケース５：共通の趣味や関心事に関する活動に誘われたら？
スポーツ、ゲーム、読書、特定のアーティストのファン活動など、共通の趣味を通じて誘われる場面です。興味があることでも、その日都合が悪かったり、気分が乗らなかったりすることはありますね。
- 例文⑬（その日は都合が悪い場合） 「あ、ありがとう！〇〇（趣味の活動）の誘い、嬉しいな！でも、ごめん、その日は別の予定が入ってて行けないんだ。すごく残念！また別の機会に誘ってくれると嬉しいな！」
- 例文⑭（気分が乗らない/今日はパスしたい場合） 「誘ってくれてありがとう！〇〇（趣味の活動）良いね！でも、なんか今日はそこまでやる気が出なくて、今回はパスしようかな。みんなで楽しんできてね！」
- 例文⑮（特定の場所や時間に難しさがある場合） 「嬉しい！ありがとう！でも、ごめんね、その時間だとちょっと厳しいんだ / その場所はうちから遠くて…。また別の時間や場所だったら行けるかも！」
断る時に心に留めておきたい３つの大切なポイント
たくさんの例文を見てきましたが、どんな断り方をする時にも共通して大切な３つのポイントがあります。これを意識するだけで、あなたの断り方はもっとスムーズに、そして相手との関係もより良好になるはずです。
１．「誘ってくれてありがとう！」という感謝の気持ちを伝える！
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- これが最も大切です！どんな理由で断るにしても、最初に「誘ってくれてありがとう」「嬉しい」といった感謝の言葉を忘れずに伝えましょう。この一言があるだけで、相手は「断られたけど、自分のことを嫌われているわけじゃないんだな」と感じて安心できます。
２．断る理由をシンプルに伝える！詳しく話しすぎたり、嘘をついたりしなくてOK！
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- なぜ行けないのか、理由を伝えるのは分かりやすくて良いですが、細かく説明しすぎると、かえって怪しく聞こえたり、つじつまの合わない嘘をついたりすることもあるんです。
- シンプルに「予定がある」「疲れている」「家の都合」「予算が厳しい」のように伝えれば十分です。
- 正直に言いづらい場合や、個人的な事情すぎる場合は、「ちょっと都合が悪くて」のように、あいまいにするのも無理のない正直な方法です。
３．「また今度ね」や代わりの提案で、次につなげる！
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- 今回の誘いは断るけれど、「あなたのことは大切だよ」「また別の機会に一緒に何かしたいな」という気持ちを伝えることが、友達との良い関係を続けるためにとても大切です。
- 「また今度行こうね！」「今度は私から誘うね！」といった言葉や、「お金がかからないことならできるよ」といった代替案を出すことで、今回の断りが「あなたとはもう遊ばない」というメッセージではないことを伝えられます。
この３つのポイントを頭に入れて、さっきの例文を参考にしながら、あなた自身の言葉で伝えてみてください。最初はドキドキするかもしれませんが、きっと大丈夫です。
まとめ
この記事では、友達からの誘いを上手に断るための、代表的な５つのケースと、それに合わせた具体的な例文、そして断る時に大切な３つのポイントについて見てきました。
友達からの誘いを断ることは、決して悪いことでも、冷たいことでもありません。それは、あなたがあなた自身の気持ちや都合を大切にするための、そして友達との関係を、お互いが無理なく、尊重し合えるものにしていくための、とても大切なコミュニケーションなのです。
今回紹介した例文やポイントを参考にしながら、「誘ってくれてありがとう」という感謝の気持ちと、「今回はごめんね」という結論、そして「また別の機会に遊ぼうね！」という前向きな気持ちを伝える練習を、ぜひ始めてみてください。
最初は勇気がいるかもしれません。でも、大丈夫。あなたの周りの友達は、あなたが思っている以上に、あなたの気持ちを理解してくれるはずです。そして、もしあなたが正直に断ったことで、関係が悪くなってしまうような友達がいたとしたら…それはもしかしたら、あなたにとって本当に大切な友達なのか、ちょっと立ち止まって考える機会なのかもしれませんね。
