休日出勤をして帰宅した後、いつも感じないような重い違和感を首に感じました。
首の周りに痛みがあるのが分かり、頭が重く、頭痛っぽくなってきました。
知り合いのカイロプラティックの先生に聞くと、もともとのストレートネックにパソコンで仕事をしている時の姿勢の悪さが原因だと言われました。
4、5年前に、整体に行った時に初めて「あなたはストレートネックだ」と言われました。
実は一時改善した頭痛ですが、姿勢の悪さでひどくなってきたそのストレートネックのせいで、その後、再び頭痛で悩まされることが起きるようになりました。
そのため、今度はストレートネックの改善を進めているところです。
今回はそんなストレートネックで辛い思いをしている方の参考になるよう、自分も始めてみた簡単にできるストレッチの方法についてご紹介します。
ストレートネックのための簡単ストレッチ3種類
今回紹介するのは、簡単にできる以下の3つのストレッチです。
(1)あご押しストレッチ
(2)首そらしストレッチ
(3)タオルストレッチ
基本的にどれも首を対象に行います。
上の(1)〜(3)の順番は自分でやってみて感じた簡単さの順番となります。
ただ、時間や場所を気にせずやるとなると、おすすめの順番は
(2)首そらしストレッチ → (1)あご押しストレッチ → (3)タオルストレッチ
です。
タオルストレッチを行うのは外出している時はほぼ無理です。
そのため、日常的に行うなら、(1)と(2)になると思います。
それでは、続けてそれぞれの方法を紹介します。
ストレートネックのためのタオルある無し簡単ストレッチの方法
(1)あご押しストレッチ
まずは道具も使わないでできる簡単ストレッチの紹介です。
これは非常に簡単で、あご押し体操と呼ばれています。
方法は以下の2ステップで、
1)あごを押し出すイメージで、頭をできるだけ前に出します。
2)今度はあごに手を当てて力を入れて、水平にスライドさせるように後ろへ強く押し込みます。
これを繰り返します。
このあご押しストレッチですが、行う時に2つ注意点があります。
1つ目は一度に多くの回数をしないこと。
一度に何度もやるより、いろいろなタイミングで繰り返し行うようにすることで効果が出ます。
毎日気がついた時になるべく頻繁に行うようにして、習慣づけることで、首のカーブが戻ってきます。
なるべく頻度を増やすようにしましょう。
2つ目は首を押す時は頚椎がミシっと音がするぐらい強く押すこと
指で頭を後ろに押す時は強く押し込み、頚椎がミシっと音がするぐらい、頭と首を奥の方まで強く押し、首をスライドさせるようにします。
(2)1回10秒!首そらしストレッチ
あご押しストレッチは、首を前に突き出す動きでしたが、こちらは首を後ろにそらします。
あご押しストレッチは最初のあごを出すという動きが人に見られると恥ずかしい感じがしますから、周囲に人がいる時にはやりにくいですよね(笑
しかし、このストレッチは首を後ろにそらすだけなので、周りに人がいても気にせず行うことができます。
この方法は首の骨の位置をきちんと理解した上で行うことがポイントです。
下の動画で紹介されているように、首の骨の5番目を両手の2本指を当てます。
首を後ろに傾けて伸ばす時に、首に当てている指を前側に押し出すことがポイントです。
1回あたり10秒程度で、手軽にできます。
押さえる首の位置を分かってしまえば、一番簡単で、どこでもできる首のストレッチと言えます。
ちなみに、上の動画はストレートネックがどういうものかも紹介されていますので、前半部分も確認してみただければと思います。
(3)タオルストレッチ
これはタオルを使う方法でかなりポピュラーなものです。
首そらしストレッチをタオルを使って行うもので、首の骨の位置をあまり意識せず手軽に行えます。
ただし手軽にできる分、やる時に注意点があります。
下の動画でそれが紹介されています。
ストレートネックの簡単ストレッチはどのぐらいで効果が出るのか?
あご押しストレッチの注意点で書きましたが、上の3つのストレッチは度々行うことが必要です。
これらのストレッチをやると首が楽になったという感じがあります。
しかし、残念ながら1回やったらストレートネックが改善されるというものではないんです。
そのために。1日に何度も行うようにすることが大切。
別の記事でご紹介する予定のその他のストレートネックを改善する習慣を続けていくと徐々に効果が得られるようです。
上のストレッチを日に何度もやっておくようにし、その他のストレートネックを改善するための習慣を続けることで、1ヶ月ぐらいで効果が出始めます。
そのため、辛抱強く続けてみるようにしましょう。
まとめ
今回はストレートネックでお悩みの方のための簡単にできるストレッチの方法を3種類ご紹介しました。
今回お伝えしたのは、
(1)あご押しストレッチ
(2)首そらしストレッチ
(3)タオルストレッチ
いつでも、どこでもできる方法は(2)の首そらしストレッチです。
これらのストレッチは1回やっただけではストレートネックを改善させることはできないため、習慣化させ毎日何度もやることが大切です。
きちんと行うことで、1ヶ月程度で効果が出てきますので、まずはやりやすい方法を早速始めてみるようにしましょう。