私は頭痛持ちで、頭が痛くなることで長年辛い思いをしてきました。
普通の場合は、頭が痛くてもしばらく寝ることで治るのに、逆に朝に寝起きの時から吐き気もあるような頭痛がある場合もありました。
しかし、自分の場合は、その頭痛の原因が自分で分かってきたので、何とか対処することで、そういうことが減ってきました。
調べてみると、私と同じように朝から頭が痛くなるっていう人が結構いることが分かりました。
しかも、朝起きた時から頭痛があって、しかも吐き気もあるような強い頭痛が起きる原因って、いろいろあるようですね。
そこで、そんな方への参考になるよう、自分の場合の2つの原因とそれにどう対処したのかっていうことをお伝えしてみたいと思います。
1.寝起き時に吐き気もある頭痛の私の場合の2大原因
私は小さい時から偏頭痛持ちです。
今も多少は頭痛がありますが、以前のような強烈な頭痛とはおさらばできました。
でも、ちょっと前までは時々、寝起きなのに朝から頭が痛い、吐き気も多少あるような頭痛があるっていうことがありました。
頭がフラフラして、一度だけですが、布団の上で倒れたことがあります。
最初はその原因がよくわからなかったのですが、私の場合の主な原因は以下の2点でした。
寝起き頭痛の原因1:歯ぎしり
1つ目の原因は歯ぎしりです。
歯ぎしりと頭痛って、一見関係なさそうですけど、これが多いにあるんですね。
寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをやってしまうことで、顎に相当な負担がかかります。
その影響が首に来ます。
そして、頭痛を引き起こしていました。
時々、寝起きの時にアゴが重たい・・っていう時がありました。
最初に寝起きに顎が重たい、痛い原因が全く分かりませんでした。
それがひどい時には頭痛が起きていたんですね。
自分の場合、歯の様子を鏡で見ると、上下の歯をあわせた状態から、左右にスライドさせると、ちょうどその位置で歯がキレイにすり減っています。
歯医者に行った時に指摘されました・・。
これは寝ている間に歯ぎしりをしているから、歯がすり減っているんだって。
確かに、鏡を見ると、自分の歯って変な形をしている鬼歯みたいな歯があるよな〜って思っていたんですね。
でも、まさかそれが歯ぎしりのせいですり減ってしまったからだっていうのは夢にも思いませんでした。
もうかなりの長い期間、寝ている間に歯ぎしりをしたようなんですね。
それがひどくなることで、顎に力がかかり、首に負担がかかってしまって、頭が痛い・・という状態を引き起こしていたんです。
私の場合は、歯ぎしりが寝起きの頭痛の原因の一つでした。
寝起き頭痛の原因2: 寝違え
もう一つの原因は寝違えです。
これはすぐに理解できると思います。
寝違えると朝起きた時に首に痛みを感じるようになるってすぐにわかりますよね。
寝ている間に寝違えてしまい、その結果、首を痛め、それが影響して頭が痛い!っていう状態になっていたようです。
この寝違いを引き起こす原因が、自分の場合はうつ伏せ寝なんです。
朝気がつくと、体は下に向いているんですが、首は右か左を、つまり体に対して90度の角度を向いて寝ているわけですね。
長時間、首が体に対して直角の状態でいるわけです。
これって首にいいわけがありません。
不自然な姿勢を取ってしまっていることで、特に首の周りの血行が悪くなってしまうのが首に痛みを感じる原因のようです。
そのため、起きてしばらくすると、血行がよくなり、徐々に首の痛みを感じなくなります。
それと同じように、頭の痛みもいつの間にか気にならなくなっている、っていう症状でした。
以上のように、時々吐き気もするぐらい酷い頭痛が寝起きに起きる原因を紹介しました。
2.寝起き頭痛を予防するためにやったこと
まだ他にもいろいろと原因があるのかもしれませんが、自分で自覚している原因が上の2つです。
ということで、この原因に対処すれば寝起き頭痛を起きないようにすることができるというわけですよね。
そのため、頭痛を予防するために以下のようなことをしました。
解決策1:歯ぎしり頭痛予防にマウスピース
歯ぎしりの予防方法はいろいろと紹介されています。
しかし、一番手っ取り早いのはマウスピースでしょう。
マウスピースを作って、寝る時にそれを加えて、噛んで寝るんです。
でも、最初はめちゃくちゃ違和感があって、なかなか寝られませんでした。
口の中にモノが入ったままなんですからね。。
そりゃ、違和感あります(汗
でも、慣れって怖いですね。
今はほぼんど全くと言っていいほどマウスピースを口の中に入れているから寝にくいってことはなくなりました。
とにかく良かったのは、マウスピースをして寝た時には、朝起きた時にアゴが重いとか、痛いっていうことがほとんど無くなりました。
(それでも時々、朝起きた時にアゴに違和感を感じることがあります)
そのため、歯ぎしりでアゴが痛いな・・って感じる場合は、マウスピースをして寝ることをオススメします。
マウスピースについてはコチラの記事で紹介しています。
*歯ぎしりにマウスピースを考えていますが、市販のものでも大丈夫ですか?
*歯ぎしり対策のマウスピース!市販のされている商品の種類を調べてみました
解決策2:寝違い頭痛予防にうつぶせ寝を避ける
自分の場合は、寝違いを引き起こす原因のほとんどがうつ伏せ寝です。
自分がどんな感じで寝ているのかを、寝ながら自分で自分を観察してみると、寝始める時にすでにうつ伏せになっていることに気が付きました。
こういう事ってほとんど無意識にやっているんで、うつ伏せで寝ているなんてほとんど気がついていませんでした。
そこで、とにかく寝る時は上をむいて寝るようにしています。
しかし、寝ている時の姿勢までコントロールすることってできないんで、気がついたらうつ伏せになっているっていうことがよくあります。
それでも、寝る時は
- 極力仰向けで寝る
- 寝ている時にもうつ伏せになっていることに気がついたら、横向けか仰向けに姿勢を変える
ということに気をつけて寝るようにしています。
こんな感じで気をつけるようにすることで、自分でわかっている範囲では改善できているようです。
うつぶせ寝については、首に良くないということだけじゃなく、逆に体にいい面もあるという情報があるようです。
ただ、やはり長時間、うつ伏せ状態で首を横にしたままの姿勢で寝ているのは、首にとって良くないと思います。
そのため、値段的にはかなり高いんですが、こういう枕なら仰向けや横向けの状態で楽に寝ることができるので、首も傷めにくくなります。
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3.寝起き頭痛のその他の原因と対処方法は?
自分の場合は、寝起きに吐き気もあるような頭痛がする主な原因は、上記のように、歯ぎしりと寝違えによって首を痛めることの2つでした。
しかし、その他にも、以下のような原因で、寝起きに頭痛が起きる場合があります。
- 寝不足
- ストレス
- 生理痛
- メニエール病
- 二日酔い
自分の場合、仕事の疲れやストレスが溜まっており、しかも寝不足の場合、頭痛がひどくなることがありました。
しかし、これらの原因の内、メニエール病以外は自分で原因が特定できそうですよね。
しかも、すぐに頭痛を和らげることは難しいかもしれませんが、時間が立てば痛みも和らぎますし、自分で対処することで、翌朝は同じような症状を避けることができるでしょう。
ただ、メニエール病の場合は病気なので、治療が必要です。
このメニエール病ですが、芸能人の今井翼さんがメニエール病と診断されて、仕事を休んだというニュースが以前報じられたことがありました。
ただし、寝起きに吐き気もあるような強い頭痛が続くようなら、病院にすぐに行って診てもらうのが良いでしょう。
あるいは、そもそも頭痛持ちの方なら、頭痛外来に行って診てもらうことをお勧めします。
特に偏頭痛や緊張性頭痛の方なら、治療方法があります。
私の場合は、頭痛外来に行って、薬を処方してもらうことで症状をかなり改善することができました。
辛い頭痛で長い間悩んでいる方は、しっかり治療をした方がいいですよ!
まとめ
今回は朝の寝起きの時から吐き気もあるような頭痛が起きる私の場合の2つの原因と、その対処方法、その他の原因と対処方法等について紹介しました。
自分の場合の原因である
歯ぎしりと寝違え
は、マウスピースを使って寝たり、仰向け・横向けで寝るように気をつけることで、何とか対処することができます。
しかし、原因が病気の場合は、我慢せずに早めに病院に行って、原因に応じた治療をすることが必要です。
特に、寝起きで吐き気もあるような強い頭痛が続くようなら、すぐに病院で診てもらうことをお勧めします。