愛を伝える4つの方法で得られる研究済みの意外な効果

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2月14日はバレンタインデーでしたね。

チョコをもらった人も、チョコをあげた人もハッピーになる機会だったと思います。

ところで、バレンタインデーのように、何かの形で愛を伝えることはいろいろと良い効果があることわかってきています。

今回はこれまで行われてきた調査や研究等から、愛を伝えることで得られる効果について調べてみました。

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1.愛をラブレターで伝える効果

愛を伝える方法の代表格と言えば、日本では古くは懸想文(けそうぶみ)と言われたラブレター

このラブレターを書くという行為自体に効果があるそうなんです。

ただし、ラブレターから得られる効果は、ラブレターを受け取った人ではなく、ラブレターを書いた人に及ぼされるというもの。

これはブリティッシュコロンビア大学のリン・オールデン博士らの研究で明らかになりました。

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オールデン博士らの実験の結果、ラブレターを書くという親切な行為を行うことが、精神的な不安をかかえる人に良い効果がもたらされることが伝えられています。

 コチラ Love letters and kindness may improve mental health

 

ということで、自分の愛や親切心をラブレターによって誰かに伝えようとすることで、それが自分に返ってくるということのようです。

 

2.愛をキスで伝える効果

「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるイグノーベル賞というものがあります。

1991年に創設されたんですが、世界的権威を持つノーベル賞のパロディの賞で、やや微妙な位置づけではあります。

 

実は愛の表現としてのキスについての効果を研究した日本人医師が2015年9月にイグノーベル賞の医学賞を受賞しています。

 

受賞したのは木俣肇さんという日本人医師。

受賞した理由は、情熱的なキスの生物医学的な効果の研究でした。

キスをするとアトピー性皮膚炎患者のアレルギー反応が弱まることを発見したということだそうです。

 

実験自体は行われているので、ウソではないはずです。

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もう一つ・・キスをすることで、ダイエット効果が期待できるとのこと。

 

アメリカ・ハーバード大学メディカル・スクールのエリザベス・ローソン准教授によれば、オキシトシンを投与された男性は、脂肪分の多い食品の摂取量が抑えられたそうです。

キスをすることで恋愛ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されるんです。

ということは、キスをすることで、オキシトシンが分泌されるため、食事の摂取量が減るということ。

 

以上のことから、キスによってアレルギー反応が弱まるとかダイエット効果があるとか、不思議な効果が期待できるということです。

 

3.愛をハグで伝える効果

愛を表現する方法としては、スキンシップの一つとも言えるハグがあります。

 

セラピスト・社会学者のバージニア・サティア博士は、

「一日4回のハグは生き延びるのに必須、

 8回のハグは健康維持に役立ち、

 12回の ハグは精神的成長を促す。

私達の肌は愛の伝達機関であり、身体的接触は非常に大切」と言っています

 

また、ハグすると、キスと同じようにオキシトシンが増加するそうです。

これまでの研究では、オキシトシンはストレスの緩和社交性の向上睡眠の誘導他者を思いやる気持ちが高まる等の効果が確認されています。

 

ということで、ハグは健康維持やストレスを和らげてくれるようですね。

ちなみに、8月9日がハグをする日だそうです。

 

4.愛をメッセージで伝える効果

愛を伝える効果で、バレンタインに合わせて最近おもしろい実験が行われました。

その実験をしたのはパナソニック

へ〜って思ってしまったんですけど、これってエアコンの宣伝の一貫として実施した実験でした。

 

この実験ですが、夫婦や親子の間で、感謝の気持ちや愛の言葉を記した手紙を読みプレゼントすることで相手の体温が上がったというもの。

コチラ

 

ということで、とっても面白いですよね。

愛を伝えることで、体もポカポカ・・・。

 

まとめ

今回は愛をいろいろな方法で伝えることによって得られる効果についてお伝えしました。

愛をラブレター、キス、ハグ、メッセージで伝えることで、

精神的な安定や健康の維持・改善、ダイエット

等に影響が見られることが分かりました。

 

最後のパナソニックの実験はかなり面白いですよね。

ということで、持っている愛を積極的に伝えるようにしてみましょう。

自分も嬉しい、相手も嬉しい・・、そんな体験ができるはず。

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