3月に入るとすぐに桃の節句があります。
女の子が生まれた後の最初の桃の節句を初節句といい、多くの場合、お祝いを受けたりします。
最近、親戚のところに女の子が生まれていたので、
初節句のお祝いをしなきゃ・・・と気づいたあなたは、
一体どのぐらいの金額が相場なのかな・・・って気になりますよね。
お祝いをする場合は贈り物を渡す場合と現金を渡す場合があります。
今回の記事では、あれこれ考える間も無いあなたの役に立てるよう、
現金でお祝いを渡す場合の相場や注意点についてお伝えしますね。
どのぐらいの金額が相場なのでしょうか?
まず気になるのが、金額の相場です。
これは贈る立場によって相場が違っています。
最も高いのが祖父母
次に兄弟、親戚
次いで友人、知人、同僚
という順番です。
まあ、そうですよね。一番お祝いしたがるし、実際するのは祖父母ですからね。
それぞれの贈り主では、
祖父母 5〜30万円
兄弟・親戚 5,000〜1万円
友人・知人・同僚 3,000〜5,000円
が相場と言われています。
そのため、あなたがどの立場にいるのかによって
上記のような金額とするのが適当です。
お祝いを渡すタイミングは?
次にいつまでにお祝いを渡せばいいのでしょうか?
贈り物をする場合、特に雛人形等では早い段階から飾ったりするため、
2月の上旬ぐらいまでに渡すのが良いでしょう。
しかし、現金の場合はそのような制約はありませんから、
桃の節句の当日または当日までに渡せば大丈夫です。
のし紙の書き方は?
のし紙は紅白の蝶結びを水引を使うのが一般的です。
表書きには「初節句御祝」や「御祝」とします。
何か注意することありますか?
一般的なこととなりますけど、
お祝いを渡す場合には以下のようなことに注意しましょう。
1.渡すお札の枚数は、4枚、9枚等の縁起の悪い枚数はくれぐれも避けること
1万円札や千円札で渡すなら恐らくこういうことはならないと思いますが、
一応お札を入れる際に確認してみてくださいね。
2.入れるお札は、シワや折り目の無い新札を使うようにしましょう。
3.現金では無く、商品券を贈る場合は、送り先の地域で利用できる商品券にしましょう。
汎用性の高い商品券なら大丈夫だと思いますが、特定の店舗等でしか使えないようなものは
避けるようにしましょう。
(参考)内祝いについて
今回は現金を贈る場合の方法を紹介しましたが、
参考までにお祝いをもらった場合の対応を最後にメモしておきますね。
お祝いをもらった後のお返しのことを「内祝い」と言います。
お返しとなる内祝いの金額は、もらった金額の3分の1から半分程度が相場となります。
内祝いをする時期は、お祝いをいただいた一ヶ月以内か、
早めにもらった場合であっても節句のころにお返しすることで良さそうです。
表書きには「内祝い」とし、下の段には子供の名前を書くようにします。
ただし、両親や義両親からお祝いをもらった場合、
上記のような形式ばった内祝いなどは望んでいないと思われますので、
食事に招待したり、お子さんや家族の写真を贈るなどの方が喜ばれると思いますよ。
まとめ
桃の節句のお祝いの金額等についてまとめてみました。
誰が贈るかによって金額の相場が違っていますので注意しましょう。
兄弟や親戚の場合は5,000〜1万円が相場ですので、
内祝いで受け取った方の負担にならないよう、
これ以上の金額にしないようにしておきましょう。
お祝いをいただいた場合は、内祝いが必要となりますが、
あなたの両親や義父母からのお祝いの場合は、
食事に招待したり、写真等を贈るなどをして、
感謝の意を表すようにするのも良い手です。
これらの注意点に気をつけながら、
喜び、喜ばれる深い桃の節句のお祝いをしてみてくださいね。
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