年を取ってくると、ちょっと食べると体重が増えるようになってきました。
しかも、それが減らないんです!
若い時にはほとんど気にしなかったのに、太ってくることに相当ストレスを感じるようになっています。
一番困るのはズボンがキツくなってくること(笑
そのため、お腹周りをスッキリさせたり、体重を減らすためにいろいろ取り組んでいます。
いろいろ調べていく中で、何冊も本を出しているダイエットトレーナーが紹介している情報から、自分もやっていることで気をつけることがいくつかあることが分かってきました。
中には全く知らなかったことや、やっていたけど、逆に体に悪いことも一緒にやっていたっていうこともありました!
そこで今回は、体重を減らすための食事で、ほとんどの方が見落としがちになっている6つの点について紹介します。
1.体重を減らすには食事制限が決めてだ
以前の記事でも書きましたが、筋トレや運動だけではなかなか痩せませんね〜。
体重を落としたり、お腹を痩せさせたいと考えるなら、食事を変えることが必須です。
しかし、食事を変える=食事制限をする・・ という考えはちょっと間違いです。
ダイエット関係の著書も出しているある専門家は、
ダイエットは運動が1割、食事が9割と言っているそうです。
だから、食事制限をすれば痩せられる・・と誤解されやすいとのこと。
確かにみんな出来れば楽をして痩せたいんで、運動より食事の量を減らしてダイエットをしがちです。
しかし、ここに落とし穴があります。
食事の量と摂取カロリーを減らすと、体が防衛システムを働かせ始めます。
つまり、摂取カロリーを減らした分、体が代謝を減らして消費カロリーを減らし始めます。
そうなると、落ちるのは筋肉。
体重が落ちた後、ダイエットをやめて食事量を戻すと、こういう事が起こります。
まず、落ちた筋肉は戻りません。
代謝が落ちたまま。
そこに食事量を戻して、摂取カロリーが増えてしまうと、今度は太りやすくなるんですね。
そのため、体重を落とすためには単純に食事制限をするのではなく、栄養バランスが整った正しい食生活にしていくことが体重を減らすために重要になります。
2.「食べたい」をぐっと我慢し続ける!
上と同じように、痩せるにためには食事制限が大切・・・
だから、食べたいっていう気持ちはぐっと抑えて、我慢しなきゃ!!
このように考える人は多いですよね。
しか〜し、この「食べたい」を我慢することにも大きな落とし穴があるんです。
ちょっと面白いことをお伝えします。
「食べちゃいけない・・・」って思っているということは、
実は「食べたくてしょうが無い!!」っていう状態なんです。
「食べたい」っていう気持ちを抑えていると、それが強いストレスになります。
そうすると、いつかその反動が出て、いつかバカ食いしてしまうという結果に陥りやすい。
だから、「食べたい」っていう気持ちを少しづつ減らしていけるようにしておくことが有効なんです。
例えば、上で紹介したように、お腹が空いてどうしてもお菓子を食べちゃうって言う人の場合、
お菓子を全面禁止にすると、途中で挫折しやすくなります。
例えば、
最初は量を減らしてみる
↓
うまく行けば、回数を減らしてみる
っていう感じで、じわじわと少しづつ目標とする食生活に近づけていきましょう。
食事をコントロールしたいと考えても、無理に我慢することは避け、ストレスを感じないように気をつけることが大切です。
3.体重を減らすための糖質制限としてご飯を食べない
ダイエットに糖質制限っていうのは定番とも言え、多数の本も出版されていますよね。
恐らく、この糖質制限ダイエットという言葉は聞いたことがあると思います。
確かに、糖質を控えると痩せやすくなるのは間違いありません。
自分の場合も、夜に茶碗に入ったご飯を食べず、野菜や肉と言ったおかずだけにすることで、お腹周りが太くなるのを抑えることができました。
しかし、ここにも落とし穴が!!
それは間食にお菓子を食べてしまうこと
ご飯を食べないようにするのはいいんですけど、お腹が空いてしまい、
ついお菓子を食べちゃうっていうことがあります。
このような事を書いている自分もありました。。(涙
しかも、「ああ、お菓子食べちゃった!!」と思って、またご飯を抜くということを繰り返す
お菓子は糖質以外の栄養素が乏しいんですね。
そのため、お菓子を食べると本来摂るべきタンパク質やミネラルが不足してしまいます。
くれぐれも糖質制限ダイエットをするなら、お腹が空いたからと言って、お菓子を食べることは避けましょう!!
自分も気をつけます!!
4.体重を減らすために野菜から食べるから大丈夫!
食事をする時に野菜から先に食べ、糖質を含む食べ物は後から食べるという、いわゆるベジファーストも一般的になってきているように思います。
糖質を含む食べ物を食べると、急激に血糖値があがるため、糖質を体脂肪に変えるインスリンがどっと出ます。
つまり、血糖値を急激に上げる食事をすると太りやすくなるんですね。
それが、野菜を先に食べることで、食物繊維が消化吸収を緩やかにしてくれるため、血糖値の急激な上昇を抑えてくれ、太りやすい状態を避けることができるわけです。
しかし、ここにも落とし穴が!!
血糖値の上昇を抑えたいなら、野菜を食べた後、10〜15分は糖質を食べないことが大切
それと、野菜にドレッシングをたっぷりかけるとカロリーの摂りすぎに!
そのため、野菜にかけるドレッシングは低カロリーのものを選び、
野菜を食べる時はゆっくり時間をかけ、よく噛んで食べることが大切です。
自分の場合、野菜をささっと食べた後、「かかかっ!」てご飯も食べてしまっています。
これじゃ、ベジファーストと言っても、実質的にはほとんど意味が無いですよね。
確かに、この記事で紹介していたように、野菜を食べてゆっくりした後に肉を一杯食べても、比較的大丈夫だったという経験があるので、この情報は完全に納得できています。
自分も改めよ〜っと。
5.体重を減らすため食事には例のオイルをどんどん摂る
美容や健康にオイルは人気です。
中でも、エゴマ油やココナッツオイルは特に人気ですよね。
ココナッツオイルについてはコチラ
ところで、これらのオイルは体重を落とすことにも効果があるんでしょうか?
5-1 ココナッツオイルのいいところと気をつけるべきところ
まずココナッツオイルですが、これには優れたダイエット効果があります。
また、これらのオイルは摂りすぎに注意が必要です。
ココナッツオイルについては、85%以上が飽和脂肪酸です。
これは肉類の脂身などと同じです。
それと、アメリカ心臓協会によると、「ココナッツオイルには心臓病の原因となるLDLコレステロールを増やすため、オススメできない」と言っています。
5-2 エゴマ油のいいところと気をつけるところ
現代人はオメガ3脂肪酸というタイプの脂質が不足していると言われています。
実はエゴマ油にはこのオメガ3脂肪酸が摂れるため、愛用者が多いそうです。
しかし、このエゴマ油の中身はサラダ油と同じ純粋な脂質。
大さじ1杯で110キロカロリーもあり、摂りすぎると肥満の原因になります。
6.サラダチキンが体重を減らすには最高の食事
これって聞いたことがある方多いと思います!
サラダチキンとは、胸肉を蒸して薄い味付けをしたもの。
コンビニなどでも様々な商品が販売されていますよね。
【国内産鶏肉使用】【保存料、着色料、増粘剤、pH調整剤不使用】ウチノ サラダチキン(プレーン) 100g |
1食あたり約100キロカロリーしかないという低カロリーな食べ物。
しかも、ダイエットをしていると、何かとタンパク質が減りがち。
その結果、筋肉が落ちてしまい、代謝も悪くなってしまいます。
しかしサラダチキンは1食当たりタンパク質を20g以上も含んでいます。
しかも、コンビニやスーパーでも買うことができる!!!
そのため、ダイエットにはうってつけの食べ物と言えそうです!
しかし、ここにも注意が必要です。
いくら低脂質で高タンパクな食べ物と言っても、サラダチキンだけに頼ったダイエットは×です!
ビタミンやミネラル等の栄養素に不足し、代謝がうまく回らなくなり、逆に痩せにくくなるという状態になってしまいます。
つまり栄養のバランスを崩しがちな単品ダイエットになってしまいます!
そこで、このサラダチキンについても、ダイエットのための一つの食材として考えた方がよさそうです。
まとめ
今回は体重を落とすために食事面で注意が必要な以下の6つの点について紹介しました。
- 食事は量を減らすのではなく、栄養バランスの取れた正しい食事を心がける
- 食べたい気持ちを我慢してストレスを貯めないように、食生活は徐々に変える
- サラダチキンに偏った食事は逆効果
- 糖質制限でご飯を食べないより、お菓子を制限すること
- ベジファーストをするなら、10〜15分ぐらいゆっくり時間をかけて食べる
- エゴマ油やココナッツオイルは適量を摂り、大量に摂らないようにする
自分の場合、この6つの項目については、サラダチキンとエゴマ油・ココナッツオイル以外は逆にことをやっていました。
晩御飯を食べないのに、間食が増えてたり・・とか。
ちょっとまずいな〜、、、とは思いながらも、やっていたことがありましたし、
ベジファーストをする時にゆっくり食べることなんかは知りませんでした。
年を取ると痩せにくくなったのを実感しています。
運動と晩御飯にご飯を食べないぐらいの糖質制限ぐらいしかやっていませんでしたが、それにしても、逆効果になることも結構やっていたので、早速改めます!!