磯野貴理子さんが2014年10月28日に脳梗塞で緊急入院しています。
この磯野貴理子さんの体調不良の原因が実は脳梗塞だったそうです。
今回の磯野貴理子さんの緊急入院についてはネット上でかなり報じられました。
私自身の母親も脳梗塞で入院したことがあったので、他人事ではないように感じました。
実は脳梗塞についてはそれほど知らなかったんです。
ただ、今回磯野貴理子さんの入院のニュースを聞き、改めて私たちが知っておくべき「脳梗塞」についての大切なポイントを調べてみました。
この記事ではその内容をお伝えしたいと思います。
1.脳梗塞とは・・・・
「脳梗塞」は脳の血管が詰まって血流がストップしてしまう病気のことです。
日本においては患者数約150万人であり毎年約50万人が発症とされていますので、非常に多い病気と言えますし、非常に怖いですよね。
私たちが知っておくべきなのは、この脳梗塞の症状ですけど、
・片側の麻痺
・体の片側のしびれ感
・言語障害
・片側の失明
・めまい
・平衡機能の悪化、歩行時のつまづき
・意識障害
・失語や失認
等があります。
私の母親の場合は、左手のしびれとい症状が出ましたので、上から2番めの「体の片側のしびれ感」に該当するでしょう。
そして、症状の出方は、徐々に進行して増してくるものから、突然ひどくなる場合と様々なようです。
発症時間で最も多いのが夜間から早朝にかけて。
理由は、就寝中は水分をとらないために脱水傾向になることに関係しています。
脳梗塞の多い季節は夏と冬。
夏は脱水が原因、冬は体を動かさなくなることが発症に影響するそうです。
2.体調不良と間違わないで!脳梗塞の兆候
脳梗塞になりそうになると、
・急に言葉が出なくなる(失語症)
・急にろれつが回らなくなる(構音障害)
・顔がゆがむ(片側顔面まひ)
・手足の片側に力が入らない(片まひ)
・片目が見えなくなる(一過性黒内障)
・両目で見ても片目で見ても視野の半分が見えなくなる
などの兆候が起こるので、このような症状が出たら要注意ですね。
とにかく、このような症状が出たら体調がおかしいなあ。。ということで済ませず、やばいと判断してすぐに病院に行く必要があります。
磯野貴理子さんもこういうような症状が出ていたため、体調不良ということになったと思われます。
3.脳梗塞になった芸能人も脳梗塞のチェックができていれば・・
脳梗塞のチェック法である“FAST”というのがあります。
これは脳卒中を疑う3つの症状と、発症時刻を確認して、一刻も早く病院に駆けつけようというもの。
それぞれの意味は、
1. F(Face=顔)
顔をイーとやった時に、片側に引きつらないかチェックしましょう。
2. A(Arm=腕)
目をつぶり両腕を10秒程度上げてみてください。片手が落ちてこないかチェックしましょう
3. S(Speech=話し方)」
例えば「今日は月曜日です」と言って、ちゃんと言えているかチェックしましょう。
4. T(Time=発症時刻)
発症時刻を確認して、一刻も早く病院へ行く又は119番に電話をかけること。
3つの症状の内、うち1つでも当てはまれば、70%の確率で発症していると言われています。
それと、こちらで脳梗塞の危険度チェックができます!!
一応自分の場合は「今のところは安心」でしたが、これから寒くなるし、運動不足になりがちなので、気をつけたいと思います。
あなたも一度このチェックをやってみてはどうでしょう?
それにしても、
磯野貴理子さんの一日も早い退院と回復を願っています。