数年前から、朝起きた時になんとなく顎が重く感じ、おまけに朝から頭が痛いということがよく起きるようになりました。
実はその原因は「歯ぎしり」だったんです。
歯医者に行った時には、「ほら、ここの部分、歯がすり減ってるでしょ。これって歯ぎしりのせいでこうなるんですよ。」と言われたこともありました。
鏡で見ると、言わるように歯の根元の部分が結構すり減っているのがわかり、正直ぞっとしましたよ・・・。
これをなんとかしたいと考え、マウスピースをして寝るようにしたのですが、意外とよかったんです!!
市販のマウスピースもいろいろ出ているんですけど、この記事ではその効果と気をつける点について、実体験をふまえてまとめてみました。
1.市販のマウスピースの歯ぎしりへの効果は?
マウスピースを手に入れるには歯医者さんのところで作るか、市販のものを購入するかのどちらかになります。
自分の場合は、市販のものを購入しました。
なぜかと言えば、調べると歯医者で作ると5,000円ぐらいかかるとか、ちょっと値段的に高いと感じました。
それに作るまで少し時間がかかるようだったので、とりあえず安い市販のマウスピースを買って使ってみることにしたわけです。
自分が購入したものは、↓ のように、お湯につけて少し柔らかくなったマウスピースの型を噛んで、自分の歯型を作るタイプでした。
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お湯につけてやわらくなったところを、ガブッて噛んでみて歯型をつけるんです。
結構簡単にできました。
しかし、初めてこれを噛んでみた時は、相当な違和感がありました。
正直、これじゃ、寝れない・・と思いました。
口を閉じても、きちんと上と下のくちびるが閉まらず、ちょっとスキマがあく感じだったのも気になりました。
しかし、それも最初だけで、結局、普段と変わらず寝てしまい、そのまま朝を迎えました。
朝起きるとマウスピースを口の中に入れているので、口の中には多少は違和感がありました。
しかし、顎のだるさが無く、続いていた朝の頭痛もなく、結構いい感じでした!
最初に使ってみた時の朝ですが、正直「これはいい!」と思いましたよ。
歯医者でマウスピースを作ったことは無いので、何とも言えませんが、とりあえず市販のマウスピースでも全然OKっ!、というのが使ってみての感想です。
しばらく使ってみましたが、使わない時と比べたら、状態はかなり良くなりました!!
2.市販のマウスピースのデメリットは?
自分の場合、市販の安いマウスピースも「あり」という状況だったのですが、市販のマウスピースを使うことについては、歯医者さんがネット上でいろいろとコメントしています。
その最大のデメリットとは・・・、
自分が使っていたもののように、歯型を作るタイプのものは、長く使っている間に噛みあわせに合わなくなり、顎の関節に影響が出るということ。
これって、自分の場合も身に覚えがあります!!
しばらくマウスピースを使わないでいた後、また歯ぎしりが気になって、久しぶりにマウスピースを咥えてみたら、あれっ??っていう感じが!
なにか歯にきちんとフィットしないんです。
マウスピースを咥えてみると、以前と比べて、上の歯と下の歯の位置がずれているような感じでした。
噛み合わせに合わなくなるらしいので、時間が経つと、自分の顎の位置が少しづつ変わってくるんでしょうね。
微妙に位置がずれてしまった上と下の顎を昔とったマウスピースの歯型に合わせようとすると、無理が生じて顎に影響が出てしまうようです。
ひどくなると痛みが出たり、歯並びが悪くなる可能性があるそうです。
自分の場合、位置ずれを感じた後、マウスピースをそれほど使っていないので、顎に何か影響があるという自覚症状はありません。
しかし、マウスピースを変えた方が良い時期になっているのは確実です。
3.マウスピースの付き合い方は?
これは自分自身でマウスピースを使ってみての考えです。
まず、歯型を取るタイプのマウスピースは、マウスピースを口に入れた時に、以前と違って少し違和感を感じ始めたら新しいものに交換しましょう。
市販のマウスピースは消耗品と考えて、噛み合わせに合わなくなったら、すぐ買える方が良いでしょう。
それと、定期的に洗浄することが大切。
マウスピースにはかなりのでこぼこの歯型が付いているので、次第に汚れがたまります。
最初の頃は朝起きたあと、水洗いだけしていたのですが、汚れが取れていませんでした。
そのため、ちょっと匂いもついたり・・・。
ということで定期的に洗浄はしましょう。
こういう洗浄剤もあります。
マウスピースのお手入れに♪洗浄 マウスピース 洗剤 マウスピース クリーナー マウスピース … |
歯医者でマウスピースを作っている方の情報を見ると、やはりきちんと作ってもらった方が何かと安心です。
金額で言うと1,500円程度と5,000円程度の差で、それほど大きな金額の違いでもありません。
それに、頭に近い部分のことですから、気をつけておいた方がいいですよね。
歯医者さんで作ってもらったマウスピースの場合、噛み合わせに合わなくなったら調整をしてもらえるようです。
そのため、結果としては歯医者でマウスピースを作った方が安上がりかもしれません。
この噛みあわせに合わなくなってきた経験から言うと、はやり市販のものではなく、歯医者でつくってもらうのがやっぱり良いと感じています。
ちなみに以前の
という記事で、寝ている時に口を閉じるためのグッズも紹介しています。
気になるかたはコチラもチェックしてみて下さいね!
まとめ
今回は歯ぎしりを防止するための市販のマウスピースを使ってみてのメリットと気をつける点を紹介しました。
今はネットで市販のマウスピースは簡単に買えます。
それに、自分の場合、気になっていた歯ぎしりを抑えるのに市販のマウスピースを使うので十分でした。
しかし、マウスピースを使っていても、歯ぎしりは治るものではないため、マウスピースは長く使う必要があります。
ただ、噛みあわせが少しづつずれてくることがあるので、マウスピースがそれに合わなくなることへ注意することが必要です。
市販のマウスピースを使っている場合、マウスピースが噛みあわせに合わなくなってきたと感じたら、早めに新しいものに変えるようにすることが大切です。
それと定期的に洗浄するというお手入れも重要です。
ただ、長い目で見た場合、歯医者で作ってもらった方が良いだろう、というのは最近改めて思ったところです。
市販のものはあくまで短期間のお試しで。。というのが今回の記事の結論としたいと思います。