タバタ式トレーニングをYoutubeで紹介されているままにタバタ式トレーニングを始めています。
その後、休みの日も朝6時にトレーニングをした後、午前中に4時間ほど車を運転しました。
疲労が取れなかったのか体が疲れており、非常に眠く、ちょっと困ったんですが・・
夕方の今も体の中が少し燃えているような感じがしており、脂肪燃焼効果を感じています。
こんな感じでトレーニングの効果は実感しているんですけど、開発者の田畑先生が書かれた本を読むと、効果を得るには注意しなければならないポイントがあることが分かりました。
そのポイントが分かると、タバタ式トレーニングと紹介されているYoutubの動画には、ちょっと違っているな〜っていうものがかなり目につくように・・
そこで、今回は自分と同じように、注意しなければならないポイントが分かっておらず、もったい無いことしている方に、タバタ式のトレーニングでしっかり効果を得るために気をつける必要のあることを5点紹介しますね。
1.タバタ式で効果を得るための5つの注意点
タバタ式の効果は「身体能力の向上」です。
しかし、田畑先生の著書の内容を踏まえると、以下のような5つの点に注意する必要があります。
特にYoutubeで紹介されている動画を見るだけではよくわからないので、気をつけておきましょう。
ポイント1:疲労困憊になる運動をする
ポイント2:ウォームアップとクールダウンをする
ポイント3:8セットにこだわる必要は無い
ポイント4:毎日しなくてもいい
ポイント5:最低6週間は続ける
それでは、それぞれについて紹介していきますね。
ポイント1:疲労困憊になる運動をする
タバタ式トレーニングでは、終わった後にヘトヘトになるぐらいの負荷をかけます。
ここが結構間違いのようです。
4分間の運動を終わった後、疲労困憊でヘトヘトになっていなければ、正しいトレーニングができていないと判断する必要があります。
Youtubeの動画でタバタ式と紹介されているプログラムでも、負荷が低いものが結構多いです。
だから、「タバタ式を毎日3回やった」というネット上の書き込み等も見られるんでしょう。。
でも、それだけ負荷が大きいトレーニングであれば、日に何度もできません・・。
もし、何度もできるような軽い負荷の運動であれば、タバタ式で得られる本当の効果は得られにくいと考えてくださいね。
具体的なトレーニング方法は ↓ で紹介しています。
コチラ タバタ式トレーニングの18種類のメニューから特選3つを紹介
ポイント2:ウォームアップとクールダウンをする
これは全く知りませんでしたね。
タバタ式トレーニングで紹介されている運動では、飛んだり跳ねたりすることが多いので、いきなり運動するのは体を傷めしまうこともありそうです。
そのため、手首や足首をよくほぐしたり、ストレッチをしておきます。
そして、ある程度の心拍数を上げるようにウォームアップをしておくことが必要です。
それと、トレーニングをした後はヘトヘトになるのですが、筋を伸ばす等のストレッチをしっかりやってクールダウンをすることが推奨されています。
自分の場合は、以前はウォームアップもクールダウンもしていませんでした。
いきなり始めて、そのまま終わるという感じでした。
しかし、やり終わった後、「続くかな・・・」と心配になりました。
しかし、ウォームアップとクールダウンをすることで、体をしっかりケアすることができるように感じます。
田畑先生の著書では、ウォームアップやクールダウンの方法が紹介されていますので、これらを参考にするのが良いでしょう。
ポイント3:8セットにこだわる必要は無い
タバタ式トレーニングは20秒+10秒を8セット、合計で4分間やるトレーニングというのが一般的です。
しかし、田畑先生の研究では6〜7セットでも効果が得られるとのこと。
8セット、4分だと区切りがいいので、このパターンがタバタ式と理解されていますが、必ずしも4分じゃないといけない、という訳ではなさそうです。
トレーニングをする人みんなそうだと思いますが、6セット目ぐらいになると死にそうになります!
最初のころは5セット目ぐらいで終了せざるを得ませんでした。
だから、トレーニングの最初のころは、体がついていけず、8セットまで行けない!!という場合でも問題無さそうです。
ポイント4:毎日しなくてもいい
注意点としては、毎日しなくてもいい、というものもあります。
これって「毎日やるな」ということのように捉えられそうですけど、そういうことではありません。
毎日トレーニングをしなくても、タバタ式では週2回でも効果が得られるっていうことです。
つまり、毎日トレーニングをしなくても効果が得られるため、ずぼらな人にも適したトレーニングとも言えそうです。
毎日トレーニングができなくても、週の中で思い出した時にやるぐらいでも十分です。
ポイント5:最低6週間は続ける
これがタバタ式トレーニングで効果を得るために、一番大切なことかもしれません。
持久力を高めるには、1分当たりに取り込むことのできる酸素の最大値である「最大酸素摂取量」を高める必要があります。
タバタ式トレーニングを続けると、3週間でこの最大酸素摂取量が高まるそうです。
そのため、おそらく3週間である程度の効果が見られると思われます。
著書の中では6〜12週間続けることで十分な効果が得られると紹介されていますし、最低6週間はやってみることが推奨されています。
6週間、つまり1ヶ月半ですから、比較的早く持久力が高まったことを実感することが出来そうです。
2.タバタ式はどのような効果が得られるのか?
このタバタ式はダイエット目的で始める人が多いようです。
しかし、田畑博士はタバタ式トレーニングでは脂肪はそれほど燃焼しないと著書で言っています。
つまりダイエット効果はそれほど無いということです。
じゃ、タバタ式はどんな効果を得ることができるのでしょうか?
タバタ式のトレーニングは、一般的に言われる有酸素運動と無酸素運動の効果を一度に得られます。
つまり、長い時間できるジョギングやエアロビ等のような比較的負荷の軽い運動である有酸素運動による効果と筋力トレーニングや短距離走等のように短時間しかできない負荷の高い無酸素運動による効果が一度に得られるわけです。
そこで、このタバタ式トレーニングで得られる効果ですが、一言で言うと身体能力の向上です。
もう少しタバタ式による効果を分解すると、
一つは持久力
もう一つは800〜3,000m走等の中距離走を行う中距離能力の向上
それと、生活習慣病の予防効果
この3つがタバタ式トレーニングによる直接的な効果で、体が元気になり、活動が活発になることなんですね。
毎日の生活の中での活動が活発になることにより、副次的に痩せることができることもあるでしょう・・、それが田畑先生の見解のようです。
まとめ
タバタ式トレーニングより得られる効果は、身体能力の向上や持久力の向上です。
ダイエット効果はあまり無いと言われていますが、結果として痩せる可能性もあるようです。
今回取り上げたのは、タバタ式トレーニングをする際、効果を得るための注意点でした。
この記事では、
- 疲労困憊になる運動をする
- ウォームアップとクールダウンをする
- 8セットにこだわる必要は無い
- 毎日しなくてもいい
- それと効果が出る6週間は続けること
5点を紹介しました。
タバタ式トレーニングをする際は、この5点に気をつけていただけるといいかと思います!