666ページあるナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を要約した

スポンサーリンク
この記事は約6分で読めます。

この手の本は「素晴らしい」という意見と「ダメだ」「詐欺だ」という2の意見に分かれてしまいます。

あたなもナポレオン・ヒルの思考は現実化するは名前は聞いたことはあるでしょう。

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき

 

考えたことが現実になる・・・

 

先日の記事 お金の引き寄せは簡単!マーフィーの教えを実践する のように、願望を実現させるためのノウハウが紹介されている本は結構ありますよね。

本書はそれらの原点とも言えるような書籍ですが、一体、どのようなことが書いてあるのでしょうか?

 

今回は、この「思考は現実化する」を要約してみました。

「思考は現実化する」の超要約

この本は18章、日本語版で666ページもあります。
 

簡単に言うと、「この思考は現実化する」は、今世に出ている成功本の要素が全て含まれている本だと言えます。

このブログで既に紹介したマーフィーや7つの習慣は当然ですが、引き寄せの法則の要素も当然含んでいます。

しかも、それぞれの書籍に足りない部分も組み込まれており、まさに成功本の決定版と言えるでしょう。

さすが全666ページもある本だけはあります。

 

さて、この本に書いてあることを超要約すると、思考を現実化するには、

自分の願いをまず明確にし、潜在意識に働いてもらうために、それが達成した姿を毎日思い描く。

その後は、具体的な行動計画を作り、後はそれを改善しながら実行する。その時は仲間の助けを受けるようにする。

私達の頭脳の中には無限の可能性を秘めているので、学習で得られた知識やひらめき等を用いながら、願いを達成してくための新しいアイディを創造していくことが必要。また、積極的な思いを持ち、今の自分に与えられている以上の働きをしていくようにしよう。

ということになりそうです。

ヒント

これをもう少し順序立てて整理すると、

1.まず自分の願いを明確にし、それを書き出す

2.それを毎朝晩感情を込めて声に出して読み、潜在意識に刷り込む

3.願望達成の具体的な計画を作り、それに従った行動を継続する

4.日々の行動の中で以下のようなことをする

・専門知識を学び、その知識やアイディアを積極的に活かすようにする

・アイディアを組み合わせ、新しい価値やビジネスを作り出すようにする

・短期間で願いを達成するために他の人の助けを受ける

・期待されている以上の働きをする

・何か悪いことが置きても、その経験は自分のためになると考える

・成功は失敗のもとと考える

・男性は女性の助けを受けるようにする

・不安に対する否定的な思考を止め

・価値あるものに注意を向ける

以上が全体像になります。

 

 

「思考は現実化する」各章の超概要 

章毎にポイントを簡単にまとめてみても18章ありますから、これでも結構長くなります。

しかし、これを見ることで、「思考は現実化する」のポイントをもう少し理解できると思います。

書籍

第1章 「思」 成功のための基本的な考え方
 思考は現実化しようとする衝動を秘めている
目標や願望を持つことが全ての達成の第一歩である。
心で考え、できると信じたことは実現できる。
 
第2章 「望」 成功のための第1のステップ
 願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である
アンドリュー・カーネギーは「願望実現の6か条」で巨富を手に入れた
自分で認めない限り、「限界」等というものは無い
 
第3章 「信」 成功のための第2のステップ
 願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である
信念は深層自己説得によって強化することができる
 
第4章 「復」 成功のための第3のステップ
 深層自己説得を活用する
願望を繰り返し感情を込めて読む(感情のこもっていない言葉では潜在意識に影響を与えることはできない
それを繰り返し繰り返し行うことが大切
願望が実現できた時の自分の姿を思い浮かべる
 
第5章 「専」 成功のための第4のステップ
 個人的経験と観察力を高める
意図的に専門的な知識を学ぶ
経験によって得られたアイディアを大切にする
専門知識やアイディアを活かす
 
第6章 「想」 成功のための第5のステップ
 脳の中に浮かぶ森羅万象の世界を活用せよ
私達に与えられている改良的想像力と独創的想像力を訓練により合わせて使うようにする。
成果を出すために、従来のアイディアや道具を組み合わせてみる
 
第7章 「計」 成功のための第6のステップ
 体系的な行動計画を立てる
設定した目標や願望を設定したら、具体的な行動計画を作ることが必要
計画づくりは「実践的な計画づくりに必要な4つの原則」に従う
最初の計画が失敗したら次の計画で実行すること
 
第8章 「決」 成功のための第7のステップ
 速やかに決断せよ
失敗の最大の原因は決断力が欠如していること
決断は素早く行い、一度決めたことは変えない
 
第9章 「耐」 成功のための第8のステップ
 忍耐力を身につける
継続が目標や願望を実現させる
「忍耐力を身につける4つのステップ」で消極的な意識を取り除く
 
第10章 「協」 成功のための第9のステップ
 マスターマインドの力
「マスターマインド」とは計画づくりと実行に必要な人材のグループのこと
経験や教育、才能があっても、他の人々との協力が無ければ大きな富は得られない
 
第11章 「動」 成功のための第10のステップ
 モチベーションを生み出す魔法のアイディア
自分に与えられている報酬以上の働きをすることで、それ以上の報いがあることを理解する
今の仕事の中でリーダーシップが発揮できなければ成功には程遠い
 
第12章 「潜」 成功のための第11のステップ
 潜在意識は海面下の王国である
積極的な考え方を潜在意識に埋め込むことで、願望は全て達成される
人は自然と消極的な考えになる、積極的な感情を意図的に潜在意識に入れていくことが重要
 
第13章 「器」 成功のための第12のステップ
 頭脳は宇宙が宿る小さな器である
「潜在意識」と「創造的想像力」、「深層自己説得」の3つを応用することで、頭脳の働らきを劇的に高めることができる
 
第14章 「感」 成功のための第13のステップ
 第六感は英知の殿堂への扉を開く
成功するために第六感やインスピレーションを活用する 
感情が興奮している時に第六感が得られる
 
第15章 「転」 成功のための第14のステップ
 強烈な本能を創造的なものに転換せよ
偉大な成功を収めた人は強い性欲の持ち主だった
男性は女性によって動かされていることを理解する
 
第16章 「敗」 成功のための第15のステップ
 失敗も生き物である
10回以上失敗しても、努力が続けられれば、あなたの心の中に天才が芽生え始めている
どのような現実であれ、失敗と受け止めなければこの世に失敗は無い
 
第17章 「悲」 成功のための第16のステップ
 悲しみを通して魂にいたれ!
どんな悲しみもそれに見合う喜びを見出す要素がある
悲しみを恩恵として受け止めてみよう
 
第18章 「恐」 成功のための第17のステップ
 不安という名の7つの亡霊
心の中の不安を見つけ、それを取り除く
自分でコントロールできる唯一の「思考」を変え、否定的な考えを止める
健康を保つ
 
 

 まとめ

アンドリュー・カーネギーの「思考は現実化する」は、成功本の決定版とも言える書籍。

潜在意識に働きかけることの重要性はもちろんのこと、具体的な実行計画の立案や仲間づくり、日常の思考方法やインスピレーションを得る方法、はたまた女性の力を受けること等、多方面から私達の願望を実現するためのノウハウが紹介されています。

 

この書籍を批判する人たちも確かにいますが、確かにここに記載されていることを素直に受け入れ実行すれば、必ず成長していくため、目的を達成しないはずはありません。

 

注意する点は、この本で紹介されているノウハウは7つの原則と同様、決して小手先のノウハウではないこと。そのため、それぞれで紹介されている内容の意図をよく理解し、行動に落としこんでいくことが必要になります。

 

ここに書かれてあることをどれだけ理解し、実践できるかで、思考が現実化するかどうかにかかると思います。

 

今回の記事では紹介できなかったいくつかの重要な方法については、別の記事で追記していきます。

タイトルとURLをコピーしました