この手の本は「素晴らしい」という意見と「ダメだ」「詐欺だ」という2の意見に分かれてしまいます。
あたなもナポレオン・ヒルの思考は現実化するは名前は聞いたことはあるでしょう。
考えたことが現実になる・・・
先日の記事 お金の引き寄せは簡単!マーフィーの教えを実践する のように、願望を実現させるためのノウハウが紹介されている本は結構ありますよね。
本書はそれらの原点とも言えるような書籍ですが、一体、どのようなことが書いてあるのでしょうか?
今回は、この「思考は現実化する」を要約してみました。
「思考は現実化する」の超要約
簡単に言うと、「この思考は現実化する」は、今世に出ている成功本の要素が全て含まれている本だと言えます。
このブログで既に紹介したマーフィーや7つの習慣は当然ですが、引き寄せの法則の要素も当然含んでいます。
しかも、それぞれの書籍に足りない部分も組み込まれており、まさに成功本の決定版と言えるでしょう。
さすが全666ページもある本だけはあります。
さて、この本に書いてあることを超要約すると、思考を現実化するには、
自分の願いをまず明確にし、潜在意識に働いてもらうために、それが達成した姿を毎日思い描く。
その後は、具体的な行動計画を作り、後はそれを改善しながら実行する。その時は仲間の助けを受けるようにする。
私達の頭脳の中には無限の可能性を秘めているので、学習で得られた知識やひらめき等を用いながら、願いを達成してくための新しいアイディを創造していくことが必要。また、積極的な思いを持ち、今の自分に与えられている以上の働きをしていくようにしよう。
ということになりそうです。
これをもう少し順序立てて整理すると、
1.まず自分の願いを明確にし、それを書き出す
2.それを毎朝晩感情を込めて声に出して読み、潜在意識に刷り込む
3.願望達成の具体的な計画を作り、それに従った行動を継続する
4.日々の行動の中で以下のようなことをする
・専門知識を学び、その知識やアイディアを積極的に活かすようにする
・アイディアを組み合わせ、新しい価値やビジネスを作り出すようにする
・短期間で願いを達成するために他の人の助けを受ける
・期待されている以上の働きをする
・何か悪いことが置きても、その経験は自分のためになると考える
・成功は失敗のもとと考える
・男性は女性の助けを受けるようにする
・不安に対する否定的な思考を止め
・価値あるものに注意を向ける
以上が全体像になります。
「思考は現実化する」各章の超概要
章毎にポイントを簡単にまとめてみても18章ありますから、これでも結構長くなります。
しかし、これを見ることで、「思考は現実化する」のポイントをもう少し理解できると思います。
思考は現実化しようとする衝動を秘めている
願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である
願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である
深層自己説得を活用する
個人的経験と観察力を高める
脳の中に浮かぶ森羅万象の世界を活用せよ
体系的な行動計画を立てる
速やかに決断せよ
忍耐力を身につける
マスターマインドの力
モチベーションを生み出す魔法のアイディア
潜在意識は海面下の王国である
頭脳は宇宙が宿る小さな器である
第六感は英知の殿堂への扉を開く
強烈な本能を創造的なものに転換せよ
失敗も生き物である
悲しみを通して魂にいたれ!
まとめ
アンドリュー・カーネギーの「思考は現実化する」は、成功本の決定版とも言える書籍。
潜在意識に働きかけることの重要性はもちろんのこと、具体的な実行計画の立案や仲間づくり、日常の思考方法やインスピレーションを得る方法、はたまた女性の力を受けること等、多方面から私達の願望を実現するためのノウハウが紹介されています。
この書籍を批判する人たちも確かにいますが、確かにここに記載されていることを素直に受け入れ実行すれば、必ず成長していくため、目的を達成しないはずはありません。
注意する点は、この本で紹介されているノウハウは7つの原則と同様、決して小手先のノウハウではないこと。そのため、それぞれで紹介されている内容の意図をよく理解し、行動に落としこんでいくことが必要になります。
ここに書かれてあることをどれだけ理解し、実践できるかで、思考が現実化するかどうかにかかると思います。
今回の記事では紹介できなかったいくつかの重要な方法については、別の記事で追記していきます。