5月に入ると、母の日があり、終わったと思ったらすぐに父の日になってしまいます。
ところで、私たちの両親に関連する母の日、父の日は一体どのように始まったのでしょう。
それに、なぜ第2週とか第3週の日曜日なのでしょう?
そういった疑問に今回はお答えしていきます。
母の日と父の日の設定ルールは
あれ、いつだったっけ?って迷ってしまいそうですが、
母の日は5月の第2日曜日
父の日は6月の第3日曜日
と決まっています。
今年は 母の日は5月10日
父の日は6月21日となります。
ちなみに5年間の母の日と父の日は以下のとおりです。
母の日 | 父の日 | |
2015年 | 5月10日 | 6月21日 |
2016年 | 5月8日 | 6月19日 |
2017年 | 5月14日 | 6月18日 |
2018年 | 5月13日 | 6月17日 |
2019年 | 5月12日 | 6月16日 |
今年と来年の母の日と父の日は1ヶ月と10日ぐらい間隔があいていますが、他の年は約1ヶ月程度となっています。
母の日が来たら、すぐに父の日になることを覚えておきましょう。
母の日と父の日の由来
一体なぜ、5月の第2週の日曜日と6月の第3日曜日がそれぞれ母の日、父の日となったのでしょう。
その由来を知っている人は少ないかも。
母の日の始まり
アン・ジャービスという女性が、1861年に始まった南北戦争中にウェストバージニア州で敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させ「母の仕事の日」という活動を始めたのが、母の日の起源のようです。
その後、1870年にアメリカの女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを拒否しようと「母の日宣言」を発表しました。
しかし、このハウの活動は結局普及しませんでしたが、このハウの「母の日宣言」はジャービスが提唱した「母の仕事の日」をヒントにしたものでした。
ジャービスは1905年に亡くなります。
その娘のアンナが支援者とともに生前に母を敬う機会を設けようと「母の日」の普及運動を始めました。
そして、2年後の1907年5月12日、ジャービスの命日にアンナが母が日曜学校の教師をしていたウェストバージニアの教会で「母の日」を祝いました。
これが母の日の始まりとされています。
さら、1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められました。
父の日の始まり
1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドという女性が、「母の日」の説教を聞いていて、「父の日」もあるべきだと考えたんですね。
教会の牧師にお願いして、男手一つで自分を育ててくれた父親を讃えるために、父親の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
その日は1909年6月19日で、第3日曜日でした。
翌1910年にワシントン州スポケーンで父の日の最初の祝典が行われました。
アメリカで父の日が広く行われるようになったのは1916年から。
アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが、スポケーンを訪れて父の日の演説を行ったことから、父の日が認知されるようになったそうです。
1972年には国民の祝日として定められました。
母の日、父の日に皆さんは一体何をしているの?
定番の花は
母の日はカーネーションを贈るのが定番です。
これは母の日の追悼式でアンナ・ジャービスが白いカーネションを送ったのが始まりのようです。
父の日はバラとなっています。
父の日を呼びかけたソノラ・スマート・ドッドが、父の日に父親の墓前前に白いバラを供えたからとされています。
それぞれ由来があるわけですね。
贈られているプレゼントは
ちなみ昨年2014年の楽天での母の日プレゼントのランキングを見てみました。
1位 UVカット 紫外線100%カット 素材・形・機能性にこだわったUVハット
父の日のプレゼントですが
1位 食べ応え満点の超特大うなぎと便利な蒲焼きカットがセット
これら3つの商品がそれぞれの上位となりました。
もしあなたがプレゼントに迷っているなら、これらを用意すれば 恐らく外れはなくなるでしょう。
まとめ
今回は、毎年の母の日と父の日がいつなのかをお伝えしました。
母の日は5月の第2日曜日 父の日は6月の第3日曜日で、 それぞれの由来を紹介しました。
母の日の方が早くはじまり、父の日がそれに続くような形で始まっています。
母の日にはカーネーション、父の日にはバラというのが定番ですが、どうも最初に使われたカーネーションやバラは白い色だったということも紹介しました。
このような由来などを知ることで、 贈る花の重みもちょっと違って見えますね。
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