掃除をしない妻に困っている夫って、思った以上に世の中にいるようです。
「掃除をしない」にも深刻さのレベルに違いがあるようですが、そんな妻の夫はどのように対処すればいいのか悩んでしまい、その一つの選択肢に「離婚」を考える場合もあるようです。
そのような状況に対して、世間の皆さんはどう思い、どのようなアドバイスを送っているのでしょうか?
今回は掃除をしない妻に対して、夫がどのように思い、世間の皆さんはどう感じているのか。。
そして、実は我が家でも同じような状況にあって、今、どのようなことをやっていのかを書き連ねてみました。
1.掃除しない妻との離婚を考える夫は結構多い
1-1 掃除をしない妻との離婚に至る2つの原因
妻が掃除や家の片付けをしないという理由で離婚を考える夫は相当多いようです。
実際に離婚されたという方もいます!
離婚を考えるようになる、あるいは実際に離婚に至るには2つの要因があるようです。
1つ目は妻への不満の気持ちが限界に来てしまう 場合。
掃除をしない妻の夫は、見るに見かねて掃除や片付けを自分ができる範囲で、あるいは人によってはそれ以上行っていたという場合がほとんどです。
しかし、それに対して妻の方は全く改善しようとしない・・・。こういう状況が続く中、旦那の不満が限界に来てしまったというもの。
2つ目はそんなずぼらな妻の影響を受けてしまう子どもたちの将来を危ぶむ 場合
掃除を全くしない妻の影響をどうしても子どもが受けてしまうので、子どもが掃除をしないことが当たり前に思ってしまう、汚い部屋が気にならない・・・
特に子どもが女の子の場合だと、将来、結婚した時、妻と同じようなことになるんじゃないか?
そんなことが強烈に心配になってくるようです。
1-2 離婚によって子どもたちに辛い思いをさせた
掃除をしない妻と離婚した方は、これまでのようなストレスが無くなり、本当に良かったと感じている人が多いようです。
掃除をしない妻に対して非常に強いストレスを夫が感じるようになると、夫婦関係もうまく行かなくなります。
掃除や片付けをしない妻の影響を子どもが受けてしまう心配に加えて、夫が妻に対して常に不満やストレスをかかえている夫婦関係の状態では、子どもたちは安心して暮らせないことを考えると、離婚を勧める方も多い感じがしています。
しかし、離婚をする場合、理由に関わらず、子どもに辛い思いをさせることもなります。
離婚してずぼらな妻から離れることに得られたメリットも多いようですが、通によって失うものも結構多いというのは、離婚をされた方の実感のようです。
そのため、今後、改善することが可能なら、掃除をしない妻であったとしても離婚をしないと言う選択をすることができれば、自分自身と子どもたちの後々の生活や人生に影響を与えてくれる可能性があります。
ただし、それは妻がADHD(注意欠陥・多動性障害)でない場合に限るかもしれません・・
2.掃除しない妻に対する世の女性と男性の意見は?
掃除をしない妻との離婚を考えている夫に対して、あるいはその掃除をしない妻に対して、世間の人はいろいろな意見を持つようです。
2-1 掃除をしない妻に不満をいだく夫に対する意見
まず、掃除をしない妻との離婚を考えている夫への意見です。
これは大きく4つに分かれます。
1つ目は、掃除をしない妻を批判する夫に対して批判的な意見です。
そういう意見を持っている人は、掃除をしない妻と離婚まで考えている夫に対して、「妻は掃除や洗濯をするのが当たり前」と思っていることを批判しています。
夫としては、自分は外で働いているから、妻は掃除洗濯をしっかりやるべき、と思い込んでいることが、そもそもおかしいと言うのです。
確かに奥さんは掃除洗濯をするものだ!と決めつけ、そんな奥さんを批判ばかりしている夫だとしたら、その夫が批判されてもしかたがないように思います。
しかし、ほとんどの場合、夫自身は仕方なくではあるものの、妻の代わりに相当掃除をしていますし、そんな意見は言えないのではないのでは?
2つ目は、掃除ができない女性を結婚相手としてしまい、見定める力がなかった夫自身が悪い、自業自得だという批判です。
確かにこれは一理あるとは思いますが、全く他人事でひどい意見と感じます。
結婚しなければわからないこともたくさんあるのに、それを見極められなかったあなたが悪いというのは極端な意見ですよね。
3つ目は、程度の差はあるものの、掃除をしない妻の代わりに掃除をしている夫の労をねぎらう意見です。
個人的には、会社から帰ってきた後に妻の代わりに掃除をしたり、皿洗いをしたり、休みの日は長い時間掃除をしている夫に対して、3番目の意見のように労をねぎらう、よくやっていると感じます。
4つ目はさっさと離婚をするようにと勧める意見です。
世の中の人はこういうように感じるようですが、最初の2つのような批判をする方については、相手のことを理解しようとしない、自分が正しいという思いが強すぎるような感じがします。
2-2 掃除をしない妻に対する意見
掃除をしないそんなずぼらな妻に対する女性からの意見は、
- 私も同じような状態です(共感)
- 私はそういうことはしない。最低限のことはやっている(批判)
の2つに別れます。
掃除については、極端に言うと「やる人」と「やらない人」に分かれるのでしょう。
やらない人からすれば、程度の差こそあれ、私と一緒と思うようです。
掃除をする人からすれば、こういう人は同性であっても理解できない。。。と感じるようです。
女性にはこういう2つのタイプがあるようなので、世の男性は、きちんと掃除をしてくれる人を見極める力を身につけることは大切と感じます。
そういう意味で、上にあったように掃除ができな人を結婚相手に選んでしまった夫がそもそも悪い・・という意見も正解なような気もしますが、なかなかそういう観点でしっかり相手を見ることができないことの方が多いのではないでしょうか?
もう一つは、掃除をしない妻はADHDの可能性もあり、そういう人なら、この状態を改善するのが難しいとする意見です。
2-3 どのように考えるのか?
このように、掃除をしない妻と離婚を考えている夫について、そして掃除をしない妻に対して、いろいろな意見があることがわかります。
しかし、夫が他の人の意見を聞いてみたいと考えたところで、結局は他人事のような意見も多いのが現状。
最終的には自分でこの先、問題が解決できそうなのか、そうじゃないのか?ということが重要なのではないかと感じます。
3.恥ずかしながら。。我が家も
3-1 我が家も掃除の面では相当な状態(涙
こういう記事を書いている自分ですが、恥ずかしながら我が家の状態と言えば・・・
妻は半年前から週4日、午前午後で計4時間ほどパートで働きに出ています。
1週間の間、掃除機をかけないのは普通。
部屋の隅の方にはホコリやゴミがたくさん溜まっています。
床には子どもたちの服がおいたまま。お菓子のかけらやゴミがあちこちに。
居間の机の上には常にものがいっぱいおいてある状態。
台所の流しは晩ごはんで使ったお皿や鍋が洗われることなく、朝を迎えます。
夜にお皿が洗えず、朝になってお皿を洗うことになっている家は時々あるようですが、我が家の場合、夜に台所の流しから積まれたお皿がなくなることの方が珍しいです。
しかも、朝やお昼に使ったお皿が、そのまま夜まで流しに積まれたままになっています。
つまり、次の食事をつくるまで使ったお皿は流しに積まれたままなんです。
それにまな板は乾かされることなく、使ったままの状態で洗われることもありません・・・。
食卓の上は常にものがおいてあり、例えば朝食の時に使ったマヨネーズは夏の間も夜まで食卓の上においたまま。
それに、食卓を拭くという概念がなく、自分が一緒に食事をしない時は汚れが残っているまま、汚いテーブルにお皿や箸が並んで、子どもたちが食事をしている状態です。
そういう母親ですから、我が家の子どもたちは自分で食卓を拭くということをまったくしません・・・。
階段の踏面にはいつも何かしらの物が置いてありますし、掃除をしないので髪の毛や埃がいつも溜まっている状態です。
お風呂は壁や床が汚れ放題。
2、3日気を緩めると、壁がすぐに汚れ始めるので、なるべく壁や床、湯船の外側を掃除するようにしていますが、自分でもなかなか手がまわりません。
家族も恐らく気がついていないと思いますが、湯船以外は自分が掃除をしているので、このブログではこんな記事を書いたことがあります。
というようなことで、客観的に見ると、うちの妻も世の中的には掃除をしない部類に入るでしょう。
3-2 夫が掃除をすると文句を言ってくる妻
以前から妻が掃除をあまりしようとしないため、なるべく文句は言わず、自分から掃除機をかけたり、片付けをするようにしていました。
しかし、そんな風に部屋の片付けや掃除をしても、妻から感謝の言葉を受けることは無いのはまだいいんですが、
私が部屋を片付けた後で、「これが無い」、「あれはどこにやったのか」と結構攻めたてて、「勝手に片付けるな!」と言ってきたり、
掃除のことで少しだけ小言を言ったら、私はちゃんとやっているのに、部屋がちらかるのは子どものせいだと言ってきたり、毎回逆ギレしたりするので、
部屋がちらかっていようが、掃除をしないでいても、自分からは言わなくなりました。
その代わり、自分ももうやらない!って宣言してしまい、その後はあればどこにやったと毎回怒ってくるので、部屋の片付けの手伝い等は自分からはしなくなりました。
それでも妻がいない時に土曜日に掃除機をかけたり、風呂掃除等は時々やっています。
ただ、土曜日等、たまたま妻が家にいる時間に掃除機をかけていても、妻は全く手伝おうともしませんし、悪びれる素振りもしません。
そんな状態が長い間続いていましたので、部屋が汚い状態であっても、正直慣れてしまったというのが事実です。
3-3 掃除についての子どもの衝撃的な発言
そんな中、ある時、中学1年の子どもに聞いてみました。
「部屋が汚くても、気にならないの?」
それに対して、子どもは
「どうせ片付けても、すぐに汚くなるし・・・」
と答えました。
改めて子どもに聞いてみたわけですが、子どもから受けたこの答えはかなりの衝撃でした。
高校生の長男は自分の部屋に妻が最初からおいてあるいろいろな物が気になるようで、片付けて欲しいと時々言ってくるので、掃除について多少は意識があるようです。
しかし、我が家の4人の子供は、全体的に掃除や片付けについての意識に欠けており、実際に掃除や片付けをするという習慣がないまま大きくなってきています。
しかし、改めて聞いた子どものこの言葉に衝撃を受けて、これは何とかしなければと改めて思うようになりました。
また、この記事を書くためにいろいろな情報を仕入れたり調べてみたりすることで、私も何かアクションを起こさなければならないと思い返したところです。
4.掃除をしない妻が変わるのか?
4-1 皿洗いを自分で始めてみる
そこで、まずは自分で出来ることからやってみようと考え始めました。
妻が見えるところで掃除をやってみせ、「必要性」に気づけるようにしようと考えました。
ただし、部屋の片付けをすると、ものが無くなったと文句を言われるので、皿洗いをしてみることにしました。
既にお伝えしたとおり、我が家では、食事の後、台所の流しは皿や鍋が積まれたままの状態になっているのが普通の状態です。
ある時、夜の10時ごろに疲れて帰宅し、食事をした後、おもむろに皿洗いをはじめました。
しばらく皿を洗っていると、妻がやって来ました。
そして驚くべき発言を・・・
『疲れてるでしょうから、私がやるよ』
しかし、その時自分は、
「いいよ、やるから・・・」
と言ってしまったんです(涙
相当汚れているシンクや妻がいつも適当にしか洗っていないため汚れがついたままのガラスコップとかを、隅から隅まで洗っていると相当時間がかかってしまいました。
妻が動き始めてくれることを期待して、自分から始めた皿洗いなのに、汚れがひどいことと時間がかかっていることで結構イライラしていました。
妻が「自分が皿洗いをやるよ」って言ってきたにも関わらず、そういう状態だったので、「こんな汚い状態にするなら、任せられない!」って思ってしまったようです。
失敗しました。
それでも、ず〜っと晩ごはんを食べた後、皿洗いをしない妻を動かすきっかけになったようで、もしかして効果があるのか?と思いました。
その翌々日の夜、帰宅後に多少気力が残っていたので皿洗いをし始めました。
しかし、その日、妻は今日は具合が悪いから・・と言っており、自分が皿洗いをしていても前回のように、自分がやるとは言ってきませんでした。
具合が悪いと言いながら、早く寝るわけでもなく、スマホにずっとかかりっきりの状態でした。
しばらく続けてみようと思いますが、恐らく効果は薄いような気がしています。
4-2 やはり妻はADHDなのか?
こういう妻の状態を見ると、もしかしてADHDが原因で、掃除ができない、しないのかとも思うようになりました。
しかし、私の妻の場合、誰か家に来るということになれば、とりあえず体裁を整えるためにささっと片付けはするんです。
(ただし、机の上にものがない状態だったり、掃除機がかけられた状態になるぐらいで、全体がグチャぐちゃなのは変わりません)。
来客の時には多少なりとも片付けはするので、ADHDではない・・・と思っていました。
日頃から片付けや掃除をする必要性をきちんと認識さえすれば、掃除をちゃんとすることができるのでは・・そう思っていました。
そこで、家の掃除や片付けをしっかりやる必要性について、子供たちの将来の事も踏まえて、一度きちんと話をしてみようと考えています。
それと、いろいろ調べてみると、ADHDの疑いがあることが分かってきました。
長年、掃除や片付けをしない原因について、本人にADHDっぽい部分があることを理解できるように助けることが必要かと思っています。
でも、今のところ、妻にどう切り出せばよいのか、なかなか難しくて悩んでいます・・
まとめ
今回は掃除をしない妻と離婚を考えている人が世の中に相当いることを踏まえて、なぜそのように感じるのかという理由をまとめた上で、掃除をしない妻に対する皆さんの意見をまとめてみました。
あわせて、我が家でも妻が掃除をしないため、部屋の中が相当汚れていることも告白し、そのための改善策を検討していることをお伝えしました。
部屋が散らかっていることは子どものせいにし、自分が原因であるっていうことを妻は思ってもみないようです。
私自身はこういう妻でも離婚を考えているわけでもありませんし、時々は非常にイライラすることもあるのですが、片付いていない家に長年住んでしまったので、この状態にかなり慣れてしまっています。
しかし、子どもたちの将来のことも考え、今の状態を少しでも改善できるように対処してみようと考えています。
その結果はまた後日報告したいと思います。