横で寝ている妻や旦那さんが、夜中に「ガーガー」といびきをかいている。
「も〜うるさくて寝れないよ!!」
本人は気持ちよさそうに寝ているので、余計に腹が立ってしまう!!
このいびきの原因の一つは口呼吸。
実は口呼吸をしていると、いびきを起こすだけでなく、びっくりするぐらい健康や精神面に悪い影響あり、百害あって一利なしなんです。
そこで、今回はこの口呼吸の治し方とそのためのグッズについて調査してみました。
1.口呼吸を治すためのグッズ
1−1 グッズの種類
夜中にとりあえず口呼吸をしている状態を抑えてくれるグッズがたくさん出ています。
そのようなグッズをかなり調べてみたところ、大きく分けると以下のように分類できました。
- 口を閉じさせるテープやシール
- 鼻の穴を広げ、鼻呼吸をしやすくさせるもの
- 口呼吸用マウスピース
- 口を開かないようにするサポーター
早速、どのようなグッズがあるのか見てみましょう。
1−2 口呼吸対策グッズ
(1)口を閉じさせるテープやシール
こちらはテープで開きやすい口を無理やり閉じさせるものですね。
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こちらは粘着性のあるシールのようなものです。
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(2)鼻の穴を広げ、鼻呼吸をしやすくさせるもの
鼻の穴を広げることで、鼻呼吸を促すものです。
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(3)口呼吸用マウスピース
いびきを抑えるためのマウスピースです。
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(4)口を開かないようにするサポーター
これはシールより強烈で、無理やり口が開かないようにするタイプ。
個人的にはちょっと嫌な感じがします・・。
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ただし、これらは対処法でしかありません。
きちんと口呼吸を治すためには、口呼吸をしている原因を理解し、それに応じた適切な対応をすることが必要です。
2.口呼吸になる原因と対策
2−1 口呼吸になる原因
口呼吸になる原因は主に3つと言われています。
- 鼻詰まり(口で息をせざるを得ない)
- 口の周りの筋肉が弱い(口がしっかりしまらない)
- 歯並びが悪さ(口が閉じにくい状態になっている)
あなたはどのタイプでしょうか?
口呼吸を治すためには、あなたがどのタイプなのかをまずは理解することが必要となります。
2−2 口呼吸を治すための対策
原因は上の3つだとわかりましたので、それぞれの状態に応じた治し方があります。
1の鼻づまりの場合は、耳鼻科で治療をしてもらうことが必要です。
3の歯並びの悪さは矯正や歯茎を治療することで治すことが可能です。
2の口の周りの筋肉が弱い場合は、トレーニングで治すことが可能です。
1と3は病院で治療しましょう。
2は自分でもできるため、そのトレーニング方法やグッズを紹介しますね。
3.口の周りの筋肉を強くするトレーニングやグッズ
3−1 筋肉トレーニンググッズ
表情筋と言われる口の周りの筋肉をトレーニングするグッズがあります。
これはテレビでも紹介されたグッズなので、知っている方も多いかも。
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3−2 あいうべ体操
もう一つが口呼吸のトレーニング方法では有名なあいうべ体操。
これは福岡市の「みらいクリニック」院長である今井一彰医師が考案したものです。
簡単な顔の体操をすることによって、口呼吸をやめ、鼻呼吸ができるようになるものです。
具体的な方法は、今井先生自らの実演写真が載っている ↓ を確認してください。
コチラ 「あいうべ体操とは」
口呼吸を抑えることで、アトピーやリウマチも改善されたという報告もあるそうです。
もしかしたら、あなたもこれをやることで、いろいろな改善がされるかもしれませんよ。
4.口呼吸に関する調査結果からは・・・
口呼吸に関する以前行われたコチラの調査結果を見ると、口呼吸はいびきや虫歯、口臭等の原因になるだけでなく、本当にもう百害あって一利なし!っていう感じが本当にします。
その結果を簡単にまとめると
- 口呼吸をしている半数がいつも口が開いている
- 口が半開きになっていると「だらしない」という印象を与える
- 口呼吸をしている4割が3日に1回はいびきをかいている
- 口呼吸をしている人はしていない人と比べて集中力が続く時間が短い
- 口呼吸をしている人の多くがイライラしている
といった結果になっています。
口呼吸をしていると、健康面の影響だけではなく、見た目や精神面、仕事等、様々な悪影響があることがわかりますよね。
もしあなたが口呼吸をしているなら、今すぐ治す必要があります!
まとめ
自分の場合は歯ぎしりがひどい時があり、そんな時は朝起きてみるとあごが重い・・、頭が痛い・・ということがありました。
そのため、口呼吸については特に悩んだことはないのですが、今回調べてみることで、口呼吸はいびきを起こし、周りに迷惑をかけるだけでなく、自分の健康や見た目、仕事、他人からの評価等にも影響し、百害あって一利なしであることがよくわかりました。
この口呼吸を治すためには、今回紹介した5種類の対処法的なグッズの利用や原因別の改善策を取ることが必要です。
特に口の周りの筋肉が衰えている場合は、あいうべ体操によるトレーニングが有効です。
是非取り組んでみましょう。